強盗グループは履歴書から個人情報を入手している。
筆者は過去に少年院出身のTと一緒に仕事したことある。
以下、筆者がTから聞いたことだ。
Tはオレオレ詐欺の受け子や出し子をやっていたので、1年ほど少年院にいた。
Tは末端の使い捨ての兵隊ではあったが、上層部と最低限の接触はあったそうだ。
例えば、受け取った現金を渡す場合は「指示親」に手渡しするらしい。
「指示親」と言っても中学校の先輩など面識がある人らしい。
Tはオレオレ詐欺グループのアジトには履歴書がゴロゴロしていたと言っていた。
全てではないだろうが、一部の詐欺グループは会社経営しているらしい。
面接に来た人から履歴書を受け取り個人情報を収集している。
面接では「業務では現金を扱う場面もあります。ないとは思いますが、あなたが現金を持ち逃げした場合は保証人に損害を埋めてもらいます」と疑われないように家族構成を調べる。
面接では家族構成に関する質問NGだが、
詐欺グループは保証人を隠れ蓑にし、家族構成を調べる。
履歴書には年齢も誕生日も書いてある。
相手が単身世帯なら簡単に強盗に入れるなども判明する。
筆者は以前から言っているが、日本もアメリカやEU同様に履歴書に配偶者の有無、写真、誕生日など書かせるのを法律で禁止するべきだ。
強盗グループや詐欺グループの情報「源」を遮断するのも効果あるはずだ。
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