2020年東京オリンピックで空手道が正式採用決定!
元空手競技組手の選手として、そのルールが非常に気になります。
空手の五輪採用は伝統空手の団体であるWKF(世界空手連盟)と、JKF(全日本空手道連盟)が中心となって進められました。
今、世界で絶大な人気の極真空手が主体の全日本空手道協会は、茅の外になっている。
大きな違いは、空手連盟が「寸止め」で、空手協会は「フルコンタクト」で組手競技が行われている。
五輪ではWKFルールに基づいた、組手競技と型競技が行われます。
私は、連盟側の和道会に属し「フルコンタクト」の試合経験は全くありませんが、二人の孫たちは協会系の町道場で稽古をしており「フルコンタクト」の競技に参加しているが、オリンピックへの道は無い。
極真空手は、故力道山が提唱したパワフルでアラアラシイ空手で体格のデカイ外人相手には有効である。町中では、極真系空手道場が大繁盛しております。
現に、ドバイ世界選手権大会では絶対的日本チャンピオン荒賀龍太郎が敗退している。
日本伝統の空手競技で金メダルを獲得するためには、もっとオープンで公平なる選手選定をすべきである。「寸止め」の試合ルールでも、「フルコンタクト」系の選手でも外人相手には十分に試合が出来ると思う。