ある日旦那がのたもうた
「肉豆腐が食べたい」
「へ?それって何?」
神戸生まれの神戸育ちの私は「肉豆腐」なんて言葉を生まれてはじめて聞いた
当然、食べたこともない
「それって、どんなものなの?」
旦那が申すには
肉と豆腐を甘辛い汁で炊き込むとのこと
関東ではかなりポピュラーな食べ物らしい
「すき焼きの薄いような味?」
「うん、まぁ、似たようなもの」
それって、「すき鍋」ジャン・・・・・そう思った私は軽く引き受けた
すき鍋から白菜その他もろもろを引き抜いて、豆腐と肉だけで
一口食べた彼
「違う!、こんなじゃないんだ」
「へ?」
「もっとお汁が多いんや」
其れから何度挑戦しただろうか?
だって、妙に簡単そうなんだもの
ところがどうも、違うらしい
そのころ、ワンダーオーシャンという、料理教室主催のサイトに登録していた私は
「誰か、肉豆腐知りませんか?」
そう書きこんでみた
いた、いた、東京の男の子
そこで、彼に作り方を聞いてみた
とても親切な人で、彼はお母さんに聞いてくれることを約束してくれ
後日、返事が来た
(だし汁の中に、砂糖をドバー、醤油をドバッと入れてそこに肉と豆腐をいれる)
ドバー・・・・・・
彼の言うには彼のお母さんもどう表現していいのかわからないらしい
それだけ関東ではポピュラーで、ごくごく普通の料理なんだろう
そこで、もしかしたらとひらめいた
PCの検索サイトで調べれれば、あるかも・・・・・
出てきた出てきた、何種類もの肉豆腐w
色んな作り方があって、どれが旦那の思っている肉豆腐なのか
そこで、サイトで彼の教えてくれたドバーっを頭において
一番近そうなものを探してみた
早速、作ってみた
お味はどう?
じっと旦那が一口食べるのを見つめる
「うーん、かなり近くなってきたけど、もう少し味が濃いい」
なるほど。
其れからまた、試行錯誤、調味料の量を色々変えてみる
3度目くらいだったかな?
旦那がうれしそうな顔をして
「これだ!!」
うひひ、やったね、確かに、東京の彼のお母さんの表現
お砂糖をドバーっ、醤油をドバ
あんたは正しかった。
それ以来、この肉豆腐は我が家の定番料理になった。
肉豆腐のレシピ
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我が家では、これを少し、濃いめにアレンジしています
だし汁はカツヲのだしが効いてる方がおいしいです
中に入れる材料は、その時によって色々、変えています
豆腐と肉だけでもおいしい^^