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12歳9歳7歳の3児自然派の母。

はろはろ~。

2006-07-08 20:30:21 | 小春日和
今日は大学で面白い講義を聞いてきました。

桐ヶ丘高等学校の校長だった人が講義をなさったのですが、
もともと東京の教育委員会の人だったらしくて、今は早稲田で講義をなさっていたかな?
東京都は1割の子供が登校拒否だそうです。
人数は12万3000人。
すさまじいですね。
じゃあクラスで4人が登校拒否ってこと?

講義の内容は、
学校を取り巻く環境の変化
東京都における教育改革
新しいタイプの高等学校というものでした。

学校を取り巻く環境の変化は、東京とは少子化の影響で他の学校との競争と選択の時代だそうです。
学校の個性化、特色化、差別化、区別化の推進

二つ目は高校改革
人事考課制度の実施ー自己申告書の作成と提出、授業観察、業績評価等。
教育管理職の任用制度の改正(校長5年、副校長3年)←教頭ではなく副校長というらしいです

学校を透明化するために第3者評価制度を導入
生徒が教師の評価をして、直接生徒の意見を聞くそうです。
そうすることによって教師は反省点を知り、改善していく

P→D→C→A
Plan do check action 

これを循環させる。
名づけて「マネジメントサイクル」
サイクルしなければ意味がない。

3つ目新しい高校
桐ヶ丘高校は6~7割が不登校のせいとで、
彼らを適応させるために学校が生徒に合わせるそうです

定時制過程で、
単位制
2学期制
3部制
4年を基本
3年で卒業可能
1学年相当  5学級
20学級600人

総合学科で、情報ビジネス、福祉、アートの3コースです。

午前4時間午後4時間夕方から4時間、3部制自分で単位を決めれるそうです

自分で単位を選択肢できるシステム。

まるでアメリカの高校みたいですね。
でも自分の好きなものばかり選ばないようにガイダンスを1年から
常時するそうです。
 
天井先生の見識では、登校拒否の子達は、適応能力に欠けているそうです。

もちろん怠けていると言う見方も出来ますが、世の中にはそういう子がいてもいいんじゃないか、いやいて当たり前だろうと言う感覚だそうです。

私は思ったのですが、高校に社会人も受け入れたらどうかなぁと思うとですよ。


東京都で採用された20人が1年で辞めたそうです。
実践力を求められる東京都の教育委員会。

教師として求められる能力は、人間関係形成能力だそうです。
人間関係形成能力=人と関わる力、地域と関わる力、社会と関わる力、自然と関わる力

他にもいろいろあります、指導力、専門性、計画力、想像力、表現力…。

もう一つ、コーチング指示や命令は最小限にして、話をよく聞く、自分の考えややり方を押し付けない、相手の存在を認める。

これからのコーチングは命令するのではなく、相手に気づかせる、相手に考えさせるコーチングの指導がいい。
ということでした。
これで面接もばっちりですね!
これから必要な教師の資質は人間関係形成能力で決まり!


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