フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

パリ最終日はカフェの朝食でスタート 

2021-01-16 01:01:16 | 2019年クリスマスの旅行(アルザス・リヨン)

  バレエから帰宅後、蕁麻疹は耳の中までひどい痒みで、鎮痛剤はよほどのことでないと飲まない私も、痒みに耐えかねて、薬を探し、アレルギーに効きそうな薬があったので、とりあえず飲んでみることにした。初めてのことだった。

顔も腫れているし、頭の中も痒いし、体中みみずばれで、よく昨夜から辛抱しているなと思えるくらいの状態だった。このままだと朝には目も腫れそうだと思った。

 

ところが、薬の効果か、翌朝になるとその痒みもみみずばれも嘘のように治っていた。

こんなことなら、もっと早く飲めばよかったと思った。

 

今日はこの貸し家のオーナーであるピエールとミシェール夫妻から、いつも日曜日はカフェでモーニングを取るので一緒にと、誘ってもらった。

たぶんカフェにパンもあると思うが、カフェに行く前にパン屋でパンを買って、カフェに入り、バターは持参していて、飲み物だけを頼むということだ。こんなことが出来るのもこれも毎週日曜日に来ているいわば顔見知りだからであろう。

このシャトードヴァンセンヌは、意外とパリにあるようないわゆるカフェは本当に少ない。このカフェは小さくて気がつかず通り過ぎてしまいそうなものだが、映画好きな人が喜びそうなレトロな感じで、ちゃんとそういう店を抑えておられるんだなと感心した。

 

カフェでの朝食を楽しみ、マルシェを少し覗きながら、メトロの駅へと向かった。いよいよパリ最終日だ。

 

まずはサンポールまで行って、そこから散歩した。5月の火災で尖塔を焼失したノートルダムを見に行った。辛く悲しい姿を現実に目にし、呆然としたが、少しずつ修復も始まっているようだった。

 

レ・アール(昔の市場跡の大きな商業施設だ)と市役所を通って、BHV(スーパーとデパートの間くらいの大型店)の上のカフェテリアに行き、ランチを取ることにした。

レ・アールのクリスマスツリー

下の二枚は市役所前

フランスはこういうところでも、リーズナブルだし、結構おいしい。

そこからまたてくてく歩き、シャトレまで行き、14号線でサンラザールまで出た。ストの真っ最中だが、1号線と14号線は無人運転の路線なのでこの2本に限り動いているのだった。改札口はオープンで、チケットをいれなくても改札の機械は開いており、チケットレスだった。つまり公認の無賃乗車。こういうところがフランスのおおらかさだ。

サンラザールは、春に来た時、何度も通ったところで、以前行った小さな食器のお店を探したが、見つからなかった。調べると閉店してしまったようであった。お店のお兄さんも感じがよかった(これ大事)ので、楽しみにやってきたのに、とても残念なことだった。

仕方がないので、プランタンのクリスマスツリーを見たり、また初めて屋上に上がるとちょうど夕日が沈むころで、素晴らしい夕日に照らされたエッフェル塔を見ることができた。屋上がこんなにいい眺めだったとは、もっと早く気づいていれば、今までももっと来ただろうに。







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