マリーエメ宅で一泊した後は、朝食を済ませ支度をして、バスでAUBERというRER(近郊線)のA線という駅に行く。そこからパリ・リヨン駅まで行き、同じRERのD線に乗り換えをする。
メトロより少し緊張する。というのもD線も初めて乗る線だったからだ。これまでの経験では、C線も乗ったが、比較的安心して乗れるのはサンジェルマンアンレー方面に行くA線だと感じる。
D線の車内には観光客など1人もいない。いわゆるアフリカやアラブ系の人たちがほとんどだった。終点に近いところまで乗るので、見慣れないこともあり、緊張しながら乗っていた。
アドリアンが12時にCESSONという駅まで迎えに来てくれるというので、それに合わせて乗った。駅に着くと、時刻通りに迎えに来てくれていた。
彼は30代の若者で、理系のせいか、フランス人にしては?時間も正確で、生真面目なところがある。
家ではお母さんと妹さんが待ってくれていた。妹さんは日本語も片言ながら話せる。この家族、いずれ日本に住みたいという夢を持っているが、果たしてかなうだろうか。
数年前は、フォンテーヌブローという駅に近いところに住んでいたが、ここに引っ越したのだ。しかもこれは仮住まいで、お母さんは故郷ブルターニュに家を買い、アドリアンは近くにすでに建設中のマンションを買っているのだという。
こんなに若いのに、いくら郊外とは言え新築のマンションを買えるとは、立派だ。彼は日ごろはつつましい生活をし、日本旅行以外にはお母さんのふるさとのブルターニュへ行くくらいで、ほとんど旅行もしないのだ。
そんな彼らのおもてなしは、早速バーベキューのランチから始まった。
もちろんアペリティフもあり、シャンパーニュでいただいたジャガイモのグラタン(ドーフィノワ)がバーベキューのお肉にサラダとともに添えられていて、デザートのティラミスもアドリアンのお手製だった。
ブルターニュの国旗のカップ
以前は猫がいたが、今度は大きな犬がいる。
朝ごはんのパンケーキも焼いて、午後から近くへドライブに行くことになった。
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