![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/50/3e5947151115b2f9edf8d0d3c03e9736.jpg)
初めて個人旅行で訪れたとき、プチホテルに泊まったのがカルチェラタンで、いわば自分の足で初めてのパリでの一歩という私にとっても思い出の場所である。今はびっくりするほど値上がりしてしまったが、左岸で、比較的リーズナブルだった。
もちろんこの地区はその時散歩もしたし、2009年にJルイさんにソルボンヌ大学のランチに連れて行ってもらったこともある.。パンテオンへは2016年にエスカレーターと一緒に行ったこともあるし、フランソワ夫妻とはこの近くを散歩したこともある。クリスチーヌとは植物園やモスケ・ド・パリも訪れた。
自然史博物館↓(未訪だった)
ミッシェル夫妻とはアラブ研究所のそばで開催されていたオリエント急行に乗ってみる(もちろん止まったままだが)体験にも来たことがある。
ローマの闘技場が残っていて、これは初めてだった。
とにかく、これくらい何度も訪れている地区ではあったが、知らない場所もあったのだ。
ジャッキー夫妻は、私が「ここは初めて」というたび、満足そうににっこりした。ムフタール市場通りも一度歩いているのだが、やはり周知の二人と一緒だと、一つ一つの見方や感じ方も違う。
ヴェルレーヌが晩年住んでいた、またヘミングウエイも住んでいたと言われるアパートの前も通った。↓
医科大学生だったジャッキーはこの大学地区で学び、アパート生活をしていたそうだ。
そして、広場に面する彼らがよく来たというカフェでお茶を一緒に飲んだ。
彼らのそういう思いを一緒に共有し、帰りのドライブはパリの観光名所を通ってきた。
夕ご飯は、私の好物で春によく出される「ホワイトアスパラ」と、やっぱりジャガイモとお肉を使ったフランス版おふくろの味的な「アッシェパルマンティエ」、そしてデザートはチーズとやはり旬の「いちご」だった。
イチゴもフランスは日本のようなハウス栽培はないので、この季節限定だ。
いつだったか12月にフランス人が来て、いちごのクリスマスケーキのポスターを見て、びっくりしていたことを思い出す。「12月に日本ではいちごがあるのか!!!???」と。
一年中食べられる野菜も果物もあることが、その時以来あまりうれしいことではないなと思うようになった。
明日は、ジャッキーは仕事なので、ニコルとルイ・ヴィトン財団という新しいスポットで行われている「印象派展」を見に行くことになっている。
そして夕食はジャッキーも一緒に外食の予約を入れてくれているそうだ。
この旅もいよいよ終盤だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます