千葉で保護猫活動をしている「にゃん☆ぴーす」の紹介です。
『にゃん☆ぴーす』は、県の動物愛護センターや市の動物保護指導センターに収容された猫たちを保護して家族探しをしています。
(私は「にゃん☆ぴーす」のメンバーではありません。お手伝いさんです。)
6月になってから、センターへの子猫の収容数は急に増えたように感じています。
『にゃん☆ぴーす』が引き取った猫を数えると、ここに紹介するだけで48匹。
この他にもセンターからの引き取りや地域の猫の保護をしているので、6月以降の保護数は50匹は超えています。
『にゃん☆ぴーす』のメンバーさん達は、それぞれが個人ボランティアで、協力して猫の保護&譲渡を行なっています。
NPO法人やシェルターを持つ大きな保護団体ではなく、それぞれ個人の家でできる範囲で保護しています。
しかも実質活動できているのは数名です。
保護経験のある人ならわかると思いますが、保護には費用がかかります。
医療費、フード、ミルク、トイレの砂、ペットシーツ、タオルやクッション、おもちゃも必要です。
寄付を募ったり譲渡時に里親様に医療費の一部を負担していただいたりしていますが、フードや消耗品などはほとんど持ち出しです。
保護猫は、栄養状態が悪い子が多く、風邪や怪我、お腹の虫など何かしら持っていることがほとんどです。
手をかけ、質の良いごはんをあげて、体調を整えてから家族募集を始めます。
しかし、いくら手を尽くしても命を落としてしまう子もいます。
みんな泣きながら、救えなかった自分を責めながらも、次々とやってくる猫たちのケアを続けています。
かわいいとか好きだけじゃできない。
1匹でも多くの子に幸せになってほしいという思いだけが原動力だと思います。
『にゃん☆ぴーす』が譲渡会を始めた7年前は、千葉県には譲渡会はなかったそうです。
今は、いくつも団体ができて、譲渡会も増えています。
(コロナの影響で開催できていないところもありますが。)
メディアを利用して大きく活動を広げている団体もありますし、『にゃん☆ぴーす』のように地元に根付いた活動をしている個人ボランティアの集まりもあります。
団体としてのあり方や手段は違っても、信念は同じなんだろうなと思います。
活動を紹介することで、読んでいただいた人の中にひとりでも共感していただけたら不幸な命を減らす道が開けるかもしれないと思っています。
ケガをした猫や、母猫とはぐれて彷徨う子猫を見かけたら、迷うことなく抱き上げ、動物病院に連れて行ってくれる。
そんな人がひとりでも増えてほしい。
7月26日(日)
13:00〜15:30
『にゃん☆ぴーす 猫の譲渡会』の事前予約は終了しています。
当日受付3部制(12組)となります。