すごい。“天然あいこ” 山からお友達が採ってきたのをご近所さんから頂戴した。
“あいこ”はシドケと並びブナ林を代表する山菜で、とりわけ秋田では人気が高く「山菜の女王」と呼ばれている。大きく伸びたアイコは、全草に鋭い刺があるのが最大の特徴で、素手で触ると悲鳴を挙げるほど痛い。深い山地の沢沿いに群生している。トゲがある姿からはとても想像できないほどクセがなく、万人向きの美味しい山菜である。
あきた森づくり活動サポートセンターより
山菜は、処理が早ければ早いほど良い。すぐ鍋を用意。あ、痛い…
あんなに調べたのに、やってしまった。「きれいなものにはトゲがある」と言われるが、実はおいしいものにもトゲがあるらしい。
しかも、皮を剥かなきゃいけなかった? インターネットでは、そのまま茹でる。と書かれていた。だけど、茹でている途中で、もしかしたら…と思った。
なぜなら、もらった時に、
「できる?」って聞かれたから。
「できる?」って聞かれたから。
茹でるだけなら、そんな事は言わないなぁ…と思いながら、茹でた。茹で終わってから、2本だけ、やってみた。あ〜そう言えば、こんなふうにやっていたなぁ。
後から気づいた。良いんだ。今度はできるから。といつものように、前むきに考える。
今日はお裁縫をする。
思えば、子供が小さい頃に、とれたボタンをつけてから、針を持っただろうか。何十年も前だが、スラックスの裾上げもした事があった。針と糸はある。しかし、針に糸が通らない。
出ました。これなら、私でもできる。こんなに良く見えるんなら、早く出してくれば良かったのに。とか、ひとりごとを言いながら、襟にスナップを付けた。スナップって、凸凹がある。片方は、デコもう片方がボコ。どっち側にデコ?先に受ける側だから、ボコを付けて…
スナップひとつを付けるのにも簡単ではない。知らない事がたくさんあって、楽しい。出来た〜
この作業を繰り返し、着物3枚にスナップを取り付けた。本当は、三ヶ所止めたら良いのかもしれない。たくさんスナップでとめた方がきれいに着れるはず。この着物は、バチ襟といって、縫い付けられている。
母の着物には三ヶ所にスナップがあった。でも、もう終了。それぞれに、あと2ヶ所スナップを取り付けるなら、今日中に仕上がりそうもない。
夕陽の沈む頃だと思い、外に出た。火事と間違えそうな、今日の1枚。