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2月28日 広がる波紋 法定ビラ問題 | 東日新聞

2025-02-28 10:53:12 | 未分類

広がる波紋 法定ビラ問題 | 東日新聞

 

 

豊橋市/市長と市議会 衝突の火種に/4会派期限設け調査報告申し入れ/結果次第で政治責任追及も/調査委「内容精査中」報告時期明言せず

2025/02/28

 昨年11月の豊橋市長選で、当時候補者だった長坂尚登市長が配った法定ビラが波紋を広げている。再選を目指した前市長にパワハラ体質があったとするネット記事が引用されたことを市議らが問題視。市長と議会の間で、多目的屋内施設(新アリーナ)計画をめぐる問題に続く衝突の火種となっている。

 市長選で長坂氏の陣営が作った法定ビラは、市内に新聞折り込みで配布された。前市長のパラハラで秘書2人がうつ病になり、別の部署に異動したなどとするフリージャーナリストの記事を引用し掲載していた。

 選挙後、前市長によるパワハラの有無は市議会でも議論の的となり、市は事実関係を調べる調査委員会を立ち上げた。

 一方、伊藤哲朗議員(自民党)と坂柳泰光議員(同)、星野隆輝議員(まちフォーラム)は今月、長坂市長に連名で質問状を送付。記事を引用するにあたり筆者に許可を得たか、また記事の真偽を確認したかどうかをただした。市議3人以外に自民党、公明党、まちフォーラム、1人会派「とよはし みんなの議会」も、調査委の結果を速やかに議長に報告するよう長坂市長に申し入れたが、いずれも27日時点で回答はないという。

 同日午前にあった市長定例会見で、調査委の委員長を務める島村喜一副市長は「いろんな人に協力をもらい、公平かつ公正に調査している」と経過を説明。現在は調査内容を精査中で終わり次第、長坂市長に報告するとしつつ、その時期については明言しなかった。

 同日午後、市議会4会派は記者会見し、3月4日までに調査結果を報告するよう改めて長坂市長に求める申し入れ書を提出したと明らかにした。期限までに回答がなければ「3月議会でつまびらかにしたい」と星野議員は述べた。

 調査の結果、仮にパワハラがなかったと認定された場合、星野議員は「まずは本人に身の処し方を判断してもらう」と、長坂市長の政治責任を問う考えを示した。それが不十分であれば「議会として、できることをやる」と追及する構えをみせた。

 古池もも議員(とよはし みんなの議会)は、実際にパワハラがあったとしても、選挙は「政策の内容で戦うべき。個人をおとしめる内容を広めるべき立場にない」と批判した。

 事実上の三つ巴だった市長選で、長坂氏は自民、公明両党やまちフォーラムが推す2人の候補者を破って初当選した。就任後、議会の多数を占める3会派が進めてきた新アリーナ計画中止に動いていて、両者は緊張状態にある。


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