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美賀多台陸上競技部

みんなでいっしょに走ろうよ!
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第5回美賀多台陸上競技部定期総会へ坂本監督から

2010-03-07 15:54:07 | 大会・イベントニュース
今年の6年生は、低学年のころから走り続けている子供が多く、練習を積むごとに少しずつ速くなって行くのを見てきました。
低学年の頃は、やはり自分の興味を引く練習や楽な練習の時は頑張って続けて行けますが、30分間走ともなると集中力が最後まで続かず、・歩いてしまったり・立ち止まったり・途中放棄をしてしまったりの繰り返しでした。
体が疲れたわけでなく、息が続かないわけでもありません。ただ、弱い気持ちに負け楽な方へ逃げてしまっているだけです。しかしそのような子供も練習を休まずに毎週続けて来るうちに、少しずつ走り続ける事が出来るようになり、タイムも縮んで行く事に本人が気付き小さな喜びに変わっていきます。
5年生の頃には、走れるようになった事が自信となり集中力がUPします。ますますタイムが縮んで行きます。そうなると子供の目は生き生きと輝き始め監督やコーチにいろんな事を話してくれます。それは、子供が気付かないうちに1つの小さな山を乗り越えた証しだと私は思います。
6年生になると、今まで出来なかった事が出来るようになり、どんどん上級な事に子供たちは挑戦していきます。その進歩には私達もビックリさせられます。数年間のうちに多くの困難にブチ当たり、辛くても我慢をして練習を続けて行く事により壁をブチ破って先に進める事を子供たちは頭でなく、体や心で感じ覚えたと思います。

中学生になり他の運動部や文化部に入部するかもしれませんが、この美賀多台陸上競技部で体や心で覚えた事は絶対に無駄にはなりません。もちろんこの先に来る高校受験にも、どんなに辛く苦しくても逃げる事無く真っ向から立ち向かって行くでしょう。

それは頭で覚えた事でなく、言葉で表現できない体や心で覚えた事だからです。別の言葉では根性でしょうか?

もし今、陸上部の退部を考えている子供がおられるなら、監督も私も止める事はしませんが、もう1度親子で話し合って下さい。
・家庭の事情や子供の健康面以外の理由で特に
・練習が楽しくない
・同じ学年に友達がいない
・30分間走るのがいや
等の理由で退部をしてしまうと、子供が辛い事やイヤな事に対面した時、楽な方へ逃げて行く癖がついてしまいます。
低学年から中学生の頃に少しずつ辛抱や我慢を子供に覚えさせる必要があります。

中学生活はいろいろと厳しい事が多いです。
特に西神中学は.........

美賀多台陸上競技部を卒業していった子供たちはいろんな運動部で素晴らしい成績を出し優秀な高校を受験して進学しています。

どうか、もう一度子供たちの目を見て話し合って下さい。
一度入部したのだから、途中で辞める事無く卒業する場で頑張れるよう後押ししてやって下さい。
是非自信に満ちた子供をつくりましょう。


                          美賀多台陸上競技部 副監督

                               坂 本 健 一


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