modest photo album

- 日常の中で気に入った瞬間を写真に収めています -

DIC川村記念美術館の大賀ハス

2019年06月25日 | 季節の花、自然
今回もDIC川村記念美術館の庭園を訪れた際の写真です。
そして今回はこの美術館を訪れた最大の目的だった「大賀ハス」です。
ご存じの方が多いと思いますが、この大賀ハスは1951年に千葉県千葉市の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花に成功したものです。
現在では各地に移植され、生息地が増えていますが、このDIC川村記念美術館もその移植先で生息地のひとつなのです。


この薄いピンクの柔らかな色合いと、幅の広い花びらの大きな花が優雅ですね。
2000年時を経て現代に復活したなんて夢のような話です。


睡蓮とハスは似ていますが、実はかなり違うものであると言う事を最近知りました。
ハス(蓮)の根は土中で長く繋がっており、この根からはご存じレンコン(蓮根)が採れますね。 レンコンは私も煮物で食べるのが大好きです。


睡蓮との見た目での大きな違いのひとつは、花が水面から高く伸びて高い位置に花が咲くことです。
確かに睡蓮は水面ぎりぎりのところに花を付けているように思いますね。

これは隣の池で撮影した睡蓮の花の一例です。



この庭園ではこの後、森の散策路でヤマユリの花が咲き始めます。
私は7月に入ってヤマユリが咲いた頃に、もう一度訪れてみようと思っています。




【撮影機材】
EOS-6D EF70-200mm F4L IS USM



私のブログをここまでご覧いただきありがとうございました。
※何でなんでしょうねえ、、、22日に書いたこの内容の記事がいつの間にか消えていて、コメントも含めて次の「DIC川村記念美術館のシモツケソウ」の記事に関連情報が上書きされていました。
何でそんなことになるのでしょうか?、、、そんな訳で本日同じ内容の記事を再度掲載しています。
コメントを頂いた「桔梗おぢ様」ご迷惑をおかけしました m(_ _)m



DIC川村記念美術館のシモツケソウ

2019年06月25日 | 季節の花、自然
DIC川村記念美術館の情報が続いていますが、今回もDIC川村記念美術館の庭園で撮影した「シモツケソウ」の写真です。
シモツケソウは地域によっては絶滅危惧種としてレッドリストにも指定されているそうですが、山地の草原などに生えていてこの時期に可憐な花をつける植物です。絶滅危惧に関してはシカによる食害が深刻なようですね。


可憐な花が細い茎の先端に咲く高さ30~60cm位の多年草、場所によっては高さ1mにまで達するそうです。


この庭園では花の数はあまり多くありませんが、山地の平原などではある程度群生して見事な姿になる場所もあるようですね。


この庭園では里山の自然を生かした環境が維持されているので、散策路で山野草を見つける楽しもあって、花が増えるこれからの時期は散策が楽しみです。

【撮影機材】
EOS-6D EF70-200mm F4L IS USM、EF24mm F2.8



私のブログをここまでご覧いただきありがとうございました。