milky4465です。
ジュリー見〜つけた
この人、だあれ?
ふさふさの白髪頭に白いアゴひげ
くっきりした目鼻立ち、背筋もしゃんと
伸びている。七十八歳になったいまも
イケ爺なのがにくたらしいところであ
る。(ディレクターズカットp26引用)
言わずもがな・・・
原作では、薄毛だった主人公ゴウ。
ノベライズでは、こんな表現に
まあ確かに若い時分は相当な色男
(イケメン)ではあったろう。
どのくらい色男だったかと言うと、
三、四十代の頃は遠目に見ると
沢田研二に似ていると思えなくもない
くらいだった。
角度によっては志村けんに見える
こともあったが(p37)
そうそう、若かりし頃、J様と志村さん、
似てるって言われてましたね。
振り返れば、昨年5月16日のことでした。
志村けんさんの四十九日に合わせて
J様の映画代役発表があったのは。
それから、急ぎ「キネマの神様」を買い求め
夢中になって読んだことを思い出します。
それは・・・
主人公は、ゴウというハンドルネームで
映画のコラムを書いている。
これが、本人も家族も驚くほどの大反響。
一度は、借金と賭博依存生活から
抜け出せそうになる。ところが、一転。
ローズ・バットと名乗る人物から反論され
次第に、窮地に追い込まれていく。
この壊れかけた主人公ゴウと家族を
映画の神様が救うという奇跡の話でした。
この原田マハさんの原作を基に、
山田洋次監督が内容を作り変え、
映画化なさったのが、映画「キネマの神様」
そして、更に、映画を見た原田さんが
熱い思いで執筆された本(ノベライズ)が、
「キネマの神様ディレクターズカット」
なのだそうです。
この二冊、話の内容は全く別物。
登場人物の相関も、若干違っていました。
でも、どちらとも
「50年の時を越える奇跡の物語」
でした。
「今度、ギター聞かせてくれますか?
私、グループ・サウンズが好きなんです。
タイガースの『花の首飾り』とか。
弾けますか?」(引用)
「キネマの神様」、どんな素晴らしい映画に
仕上がっているのでしょう。
ワクワクしながら、ディレクターズカットを
読み返している私です。