映画『土を喰らう十二ヶ月』その30 〜 追悼 谷川俊太郎様、火野正平様 〜

milky4465です。

ジュリー見〜つけた　

昨夜は、映画『土を喰らう十二ｶ月』のビデオ鑑賞

をして、先日旅立たれた谷川俊太郎さん、そして、

火野正平さんのありし日のお姿を偲びました。

Ｊ様と火野正平さんの共演シーン その①

　ツトム（Ｊ様役）の山歩きの師匠で、大工役の

　火野正平さんが、初めて登場するシーンです。

　

　

　ツトムのナレーションで、二人の関係が紹介

　されます。　

　　僕の山歩きの師匠は、近所の大工で　

　　山菜の取り方も取る場所も、

　　全て彼から習った。　　

　当時、73歳の火野正平さん。あんなに高い屋根

　の上を移動しながら、庇の補修を

 Ｊ様と火野正平さんの共演シーン その②

　ツトムが、山歩きの師匠に、父から教わった方法

　で、タラの芽を振る舞うシーンです。

　T(ツトム):タラの芽を焼く。

　　この食い方は、親父に教わった。

　

　S(師匠):うめぇなあ。こんな食い方初めてだ。

　　昔の人は、うめえもん食ってたんだな。

　半信半疑、焼きたてのタラの芽に、ツトム持参

　の味噌を付けて食してみる師匠。

　じんわ〜りと、表情が和らぐ名演技に

 Ｊ様と火野正平さんの共演シーン その③

　ツトムの義母（チエさん）の葬儀準備をする

　シーンです。

　S:棺桶と祭壇だな。任せとけ。

　T:立派すぎないか。

　S:おめさん、何言ってんだ。

　　立派に送られた方が、嬉しいもんだ。

　S:おっ、棺桶直すで。

　T:おっと、チエさん軽い。

　S:わしら棺桶持ちの事、思ってくれたんだな。

　T:立派だなあ。

　P(信濃写真館):立派な方がいいんですって。 

　T:同じこと言うな。

　S:ねっ。 

　ツトムは標準語、師匠は流暢な方言での会話。

　お二人の自然体な感じが、とても素敵です。

火野正平さんのインタビュー記事

                            (男の隠れ家　2022.10月号より）

Ｊ様✖️谷川俊太郎さん

　ツトムが、柚子味噌を練り、大根葉を炒めて

　いるラストシーン。

　ツトムは、名調子で鼻歌を歌っています。

　

　テュンテュンテュテュンテュテュン

　　テュテュテュ　

　　テュンテュンテュテュンテュテュン〜

　

　その鼻歌の曲名は、　鉄腕アトム

　作詞をなさったのは、谷川俊太郎さんです。

　依頼主は、手塚治虫さんご本人だったと。

　

谷川俊太郎さんのインタビュー記事

　〜「鉄腕アトム」主題歌作詞のこと 〜

　　　　　　　（朝日新聞　2024.11.19より一部抜粋）

　

　蛇足ですが、Ｊ様は、映画「太陽を盗んだ男」の

　中でも　鉄腕アトム　を歌っています。

　かく言う私も、幼い頃から、この主題歌を繰り

　返し歌い、どれだけのエナジーチャージをして

　きたことか・・・。



末筆ながら、谷川俊太郎様と火野正平様のご冥福

を心よりお祈り申し上げます。　

沢田研二LIVE2024「甲辰 静かなる岩」 〜 11.7 ロームシアター京都 その3 〜

milky4465です。

ジュリー見〜つけた

前回（11.7 ロームシアター京都 その２）の続きです。

この日は、大千秋楽。

今までに、一本締めをしたり一丁締めをしたり、

Ｊ様がアカペラ（君をのせて　が良かったあ）

で歌ったり、ステージのＪ様とバンドのメンバー

そして、客席の私達も一緒に写真を撮ったりした

ことを思い出します。さて、今回は・・・

　　　　（斉藤有太さんのオフィシャルより拝借）

ダントツと言えば、前回のブログに、Ｊ様が、

「僕はもうダントツやったか・・・」と言って、会場

を爆笑の渦にしたお話を書きましたが、現在、

こちらの調査でも、Ｊ様ダントツです。

歴史に残ると思う「日本のボーカリスト」は誰？　3人を紹介！（投票結果） | エンタメ ねとらぼリサーチ

　　　　　　　　　　　　（投票は11月16日0時迄）

　　　　　　　　　　　

あらあら〜ちょっと脱線　🙏🙏🙏

本題に戻しま〜す。

大千秋楽のMCから、あと２つ紹介いたします。

MCその②  「音楽の力」を信じて

　来年の1月17日、大阪フェスからは、新しい

　メンバーでやります。斉藤有太君は、バンマス

　として残ってくれるんですけど・・・。他には、

　ギターが二人、ベースが一人、ドラムが一人。

　人が変わると、音も変わる。成功するか否か。

　大阪の放送局の人に、この話をした時には、

　「今から変えるんですか」と言われたんですが。

　僕は、「音楽の力」を信じてるんですよ。曲さえ

　あれば、誰がやっても同じようにできるって。

　

　僕は、どちらかと言うと、アレンジをして、全く

　違う風にやるということは、余り考えない質。

　これからやる新しいメンバーと、音楽を創り

　上げていくことになると思っています。って。

MCその③  パワフルな若い力と

　12月になったら、稽古が始まります。

　張り切っちゃうとね、リハで声を潰すのよ。

　CO-CoLoバンドの人達は、リハ嫌いだった。

　皆、煙草を吸ってて、すぐ「一服する？」って。

　僕が、「そろそろやりましょうよ」って言っても、

　「もうちょっと休もうよ〜」って。

　こんな調子で、何年かやった。

　その後、カズさん達とやることになって。

　カズさんが、集めてくれたメンバーで。

　そしたら、皆が「やりましょう。やりましょう」

　って言うわけや。その度に、歌わないかんやん。

　「歌わんでええから」とは、言ってくれない。

　「やっぱ、一緒にやった方がいいっすよ」って。

　渋谷公会堂での本番の時には、めちゃくちゃ

　声が出んようになったんやで。針したりお灸し

　たり、サイテーやったんですけど。

　　（このお話は、前回のブログ　YouTubeを参照）

　

　この時のライブ盤は、顔は引きつってるのに、

　平然とした声で歌ってる。技術が進んで、レコ

　ードの音を取り込んでいるから。

　貴重なDVD（笑）。　って。

　　　　（斉藤有太さんのオフィシャルより拝借）

声の限りに心を込めて

　MCの後、アンコール4曲を歌い終えて、最後の

　七福神バンドのメンバー紹介。

　　

　この時のＪ様の声の調子は、

　いつもとは明らかに違っていました。

　　ギター　柴山 和彦

　　ベース　依知川 伸一

　　ギター　高見 一生

　　ドラム　平石 正樹

　　キーボード　斉藤 有太

　　コーラス　すわ 親治

　　コーラス　山崎 イサオ

　私には、メンバーへの感謝やねぎらい、そして、

　新たな門出に幸あれと願うＪ様の温かな心が

　込められているように聞こえました。

　

　最後にふさわしい、素晴らしいメンバー紹介

　だったと思います。

　そして、・・・

　最後の最後は、四方八方へ熱い投げキッス😘

　（私は舞い上がってしまいましたが、冷静に

　数えたＪ友さんによれば9回）をいただいて、

　大千秋楽は終演と相成りました。

Ｊ様、七福神バンドの皆様、お疲れ様でした。

ジュリー〜〜〜っ

沢田研二LIVE2024「甲辰 静かなる岩」 〜 11.7 ロームシアター京都 その2 〜

milky4465です。

ジュリー見〜つけた

前回（11.7 ロームシアター京都）の続きです。

カズさんに届け〜

　この日の座席は、４列上手

　大千秋楽のチケットが、「当選」しただけでも

　ラッキーだったのに、こんな神席を頂けて

　カズさんが、リードギターを（たぶん）担当している

　　あなたに今夜はワインをふりかけ

　　カサブランカ・ダンディ

　　渚のラブレター

　　明日は晴れる

　　恋のバッド・チューニング

　　The Vanity Factory    等の間奏部は、

　私達の目の前まで出てきて、ソロで🎸🎸🎸

　その度に、Ｊ友さん達と一緒に、心を込めて

　大きな拍手を送りました。

　Ｊ様が全幅の信頼を寄せていたカズさん、

　40年余に渡ってのサポート、本当にお疲れ様

　でした。

秋の夕日に〜

　一年間楽しませていただいた　A・C・B の

　後奏唱歌シリーズの締めくくりの曲は、

　もみじ🍁🍁🍁　でした。

　名古屋では、よく聴き取れなかったのですが、

　京都では、高見さんのリードギターから流れ

　てくるはじめの2小節　秋の夕日に〜　が、

　バッチリ聴き取れました。　

　お正月公演の　一月一日　に始まって、

　2024年のラストLiveの　もみじ　まで、

　たくさんある唱歌の中から、その季節に一番

　ふさわしい曲をチョイスし、後奏にちょい足し。

　Ｊ様のアイディアだったのでしょうか。それと

　も、高見さんの🎸遊び心だったのでしょうか。

　知る由もありませんが、私には、知的好奇心を

　くすぐられるハッピッピーなひととき

　心から楽しませていただきました。

　　　　　　　　　（依知川伸一さんのXより拝借）

ＭＣその① これまでを振り返って

　今年は、1月から始まって、1月だけは少し変え

　たけど、一年間、殆ど同じ出し物だった（笑）。

　

　あと、残り何年できるだろうか・・・そう思うと、

　歌いたい歌が、その時々でいっぱいあるので、

　その度に構成を考えてやってるんやけど。

　来年は、喜寿やで〜。また、77曲歌うと思う？

　嫌やっちゅうんや。それに、キーを下げて歌た

　りしてみぃ。何の曲か分からんようになる。

　僕の中では、誰かと競争したことはなくて、

　みんなが競争してると思ってくれてた時には、

　僕は、もうだんトツやったか・・・

　年齢的には、比べたらあかんと思いながら、

　若いたのきんトリオには、ライバル心を燃やし

　てた。　って。

続きま〜す。

ジュリー〜〜〜っ

沢田研二LIVE2024「甲辰 静かなる岩」 〜 11.7 ロームシアター京都 〜

milky4465です。

ジュリー見〜つけた

Ｊ様LIVE2024「甲辰 静かなる岩」の大千秋楽

（ロームシアター京都）が、終わってしまいました。

Ｊ様と七福神バンドのラストLive クスン

終演後・・・

たくさんのファンの方たちと一緒に、いつもなら

絶対にしないカズさんの「出待ち」をしました。

そして、Ｊ様を40年近く支え続けてこられたカズ

さんに、「ありがとうごさいました」って、感謝の

気持ちをお伝えてしてきました。

外は寒いけど会場は熱い

　今夜のロームシアター京都は、いつもにも増して

　最初から高熱を帯びていました。

　ステージ登場の時から、割れんばかりの大きな

　拍手と、ネームコール。そして、上階4階席まで

　ほぼほぼスタンディング状態。熱い

　

　上階へ目線を移したＪ様から、ふっと笑みが

　こぼれました。満席のお客さま〜

  

横一列に並んで

   1曲目の　ストリッパー　は、Ｊ様を中央に、

　依知川さん、すわさん、高見さん、カズさん、

　山崎さん（Dr平石さんと、Key斉藤さんは、

　楽器の関係で定位置）が、ステージぎりぎり迄

　出てきて、横並び一列でのパフォーマンス。

　依知川さんは豊かなロマンスグレーのロン毛

　を揺らしながら、すわさんは力強く高く握り拳

　を突き上げながら、高見さんはギターを上下に

　大きく揺らしながら、カズさんは全身でリズム

　を刻みながら、山崎さんは美声で歌いカッコよ

　く当て振りしながら、Ｊ様を盛り上げて

　とうとう始まったラストLive、Ｊ様をはじめ、

　七福神バンドの皆さまは、どんなお気持ちなの

　かしら？そう思った途端、いろんなシーンが　

　脳裏を駆け巡り、胸がきゅーん。

　早くも涙腺崩壊してしまいました。

はじめにどんなお話があるかな

　2曲歌い終えてのMCは、時候のご挨拶から。

　お寒うございます。やっと、寒うなったな。

　寒かったな、今日は。涼しかったな。

　これが続いたら、どうするねん。

　凍え死ぬで。みんな、ええ歳やのに（爆笑）。

　死んだらあかんで。　って。

　そして、突然、Ｊ:まいど    O:おいど　の

　コール＆レスポンスが始まりました。

　指を折って数えた（らしい）Ｊ友さんによると、

　なんと、連続12回だったそうです。

　そして、・・・

　「おいど」は、下品な言葉と違うんですよ。

　御所の裏千家が、正月の最初に、五十鈴川から

　水を取らはる所を「おいど」って言うんです。

　ほんと、ここだけの話（笑笑）。　って。

　

　さらに、・・・

　寒い中を本当にありがとうございました。

　嬉しい。こんな歳になっても、仕事ができる

　ことが嬉しい。

　本日、ついに、大千秋楽です。

　皆さん、最後までどうぞごゆっくり。　って。

続きは、後日、帰宅してから。

ジュリー〜〜〜っ

沢田研二LIVE2024「甲辰 静かなる岩」 〜 11.6 愛知県芸術劇場 大ホール 〜

milky4465です。

ジュリー見〜つけた

今年最後のＪライブ 2days（名古屋・京都）。

凄腕の七福神バンドが、Ｊ様のバックを務める

ラストライブ2daysでもあります。 

今日の名古屋のチケットは、イベンター（クロス

ロードミュージック）さんから購入したもの。

それが、嬉しいことに、1階席の一桁列、しかも、

依知川さん（Ba)のほぼ正面という良席でした。

だから、Ｊ様の表情も立ち姿もよく見えました。

センター分けしたロマンスグレーのお髪が、

耳の辺りで外はねしてて可愛い。

ちょっぴり伸ばした顎髭も、お似合い。

声も良〜く出ていて、圧巻のステージでした

２ヶ月ぶりのご発声は

　恒例、2曲歌い終えてからの初めのご挨拶は

　ご当地の言葉を混え、親しみを込めて。

　名古屋だで〜。名古屋だで〜。

　もう今年も終わるで。

　元気だったですか

　もう疲れた。久しぶりだもん。

　もう、今年は、夏休みは長いわ。

　秋休みは長いわ。

　今日は、ちゃんと歌えるかなと思った（笑）。

　休養は十分なんやけど、体が休む事に慣れて

　全然いうことをきかない。

　

　鬼が笑う来年のスケジュールも決まって、

　（1月17日〜）3月2日の盛岡までは、ほぼ

　チケットは完売。　

　今日はまた、新しい情報もお届けします。

　皆さんも、元気でいてくださいよ。

　よろしくお願いします。　って、にこやかに。

目に焼き付けておこう

　Ｊ様からの「ヘイ！ カズ」コールで、

　カズさんが、ステージ中央に出てきて、見事な

　リードギターのソロを披露。

　Ｊ様とカズさんが絡むこのシーン、絶対に、

　忘れません。

　ヴァニティ・ファクトリー　は、依知川さんの

　ベースギターが魅力的な楽曲。大好きです。

　Ｊ様ものりのりで、Should Shout Shout。

　いつも後ろに控えし依知川さんが、この時と

　ばかりは前に飛び出してきて、これまた見事な

　ベースギターを披露。

　下手に依知川さん、中央にＪ様、上手にカズさ

　んが横並びでヒートアップするこのシーン、

　絶対に忘れません。

　　　　　　（依知川伸一さんのXより写真を拝借）

　

今後のスケジュール

　アンコール前のMCの中心は、3月8日以降の

　ライブ予定のことでした。

　愛知県芸術劇場（今日の会場）は、人気の会場

　で、なかなか取るのが大変なんや。

　今年の1月も取れなくて、ニテラだった。

　来年の1月も、また、あっち（ニテラ）やねん。

　ライブやったら同じなんやけど、ここの方が

　好きや。　とＪ様。　

　そして、おもむろに葉書（インフォ）を取出して

　3月6日以降の予定発表と相成りました。

　　　　　　　　（沢田研二オフィシャルより）

　

この他には・・・

　サイスパ以前に水戸でドタキャンした話

　マイナ保険証の話

　ワクチン接種の話

　立っているだけでダイエットの話　などが

ありました。

明日は、京都で千秋楽を迎えます。

ジュリー〜〜〜っ