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可愛いでしょ!ウソって鳥です。
八ケ岳の硫黄岳の登山口にあるオーレン小屋で撮りました。
そう!硫黄岳に登りに来たのでした。
テレビ「いい旅夢気分」で女優さんが登ってる山を見た我々は早速行くことにしました。
硫黄岳、今までそんな山があることすら知らなかった。
いつも特急列車の窓から眺めてるだけで、登るとか思ってもいなかった。
こうしてテレビで放送してくれたおかげで、スイと行けることが出来た。
食べるばかりの旅番組でなくて、こんな情報はありがたい。
小屋が駅まで迎えに来てくれるというのが、一番うれしい。(但し4人から)
車が入れるとこまで連れて行ってくれるらしい。
早速計画。その前に足慣らしで日和田山へ。ここで、私が挫折、もう無理、行けないと弱音をはいた。しかし、現金なもので元気になったら、俄然張り切って、山小屋に予約。人騒がせな私でした。
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一般の車は桜平まで。小屋の車は夏沢鉱泉(標高2060m)の少し上まで行きました。
揺れるとオーナーの小平さんが言いましたが、石ころの道は半端な揺れではありませんでした。友達が言うには腸がひっくりかえるような、私は頭をごつんと窓枠の上にぶつけました。イター
桜平のとこでのこと、ひとつ早い特急で着いたお客さんを送った小屋の女性の方がキノコをいっぱいとって丁度森の中から出てきて、オーナーさんに渡しました。今度はそれを我々が下げて小屋を目指して行きました。朝のお味噌汁に入るでしょう。ジゴボウとかなんとか。
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こんな橋もあり
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休んでるひと、歩く人 森の中の道はのんびりです。
八ケ岳には木の実がないのでクマはいないと聞きましたので、鈴も鳴らしません。
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キノコ!
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キノコ!!
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これは目立たないキノコ! この森はすべて緑の苔で覆われていると言いたいほど苔が多いです。石も倒れてる木もみな苔に覆われて、小さな木の芽が出てるし、あちこちからキノコがニョキニョキと顔を覗かせてます。木と木の間は緑色なんです。
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下りて来る人が小屋はもうすぐですよと教えてくれたその後に、見えてきました!
硫黄岳です。
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ますますよく見えて来ました!
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小屋に着きました。12時55分。ここは標高2330m。山は2760mです。
車を降りてから途中川の傍でお昼をとったりしましたから、1時間20分経ってました。
硫黄岳の稜線がきれ~いに見えてます。
明日はあの山頂に立つのだとわくわくしました。
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しかしこれが硫黄岳の姿の見納めになるとは露知らぬ我々はすっかり安心して、サービスで出たコーヒーなどいただき、現れたウソに感動して、まだ時間はたっぷりとあるのでと、近くの山へ足を伸ばしたのでした。
また明日報告します
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