~2007年02月06日(火)~
●本日の旅程
チュニス Tunis
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カルタゴ Carthage
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シディ・ブ・サイド Sidi Bou Said
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チュニス Tunis
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ガフサ空港 Gafsa
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タメルザ Tamerza
●世界遺産「カルタゴ遺跡」 Carthage
<チュニス・マリン駅>
<ハンニバル駅> 線路の雑草がすごい。
今日はマリン駅からTGMで20分の世界遺産カルタゴの観光。
広大なカルタゴ遺跡は6駅にまたがって点在しているので、1日で全部見ることは不可能である。
私たちは有名なビュルサの丘を中心に見学した。
最寄りのカルタージュ・ハンニバル駅から徒歩で約15分。
「地球の歩き方」に近道が書かれていて、変な道だったけど、なんとかたどり着いた。
<サン・ルイ教会>
<ビュルサの丘>
天気がいいので、ビュルサの丘からは地中海とその向こうにハマム・リーフの山が望めた。
世界史で習った歴史の舞台に、今自分が立っているんだな~と喜びがじわじわと湧いてきた。
<ビュルサの丘 フェニキア人の住居跡>
●カルタゴ博物館
遺跡から出土されたモザイク画や銅像などと一緒に、繁栄していた頃の街の模型やイラストが展示されていて興味深い。
<外観>
<モザイク画>
<モザイク画>
<鼻を取られている銅像が多い>
<繁栄していた頃のカルタゴ想像図>
●再びシディブサイドへ
昼間のシディブサイドも見たくなって、TGMでもう一度行くことにした。
ハンニバル駅からは約10分と近い。
<オレンジの並木道>
<青いベンチと赤いブーゲンビリアが鮮やか>
<シディブサイドの青い扉と窓>
今日はとってもいい天気で、青い空と白い壁に、チュニジアンブルーの扉がよく映える。
ピンクのブーゲンビリアやかわいい猫も絵になる。
青い扉が圧倒的に多いけど、時々黄色や赤、白い扉も現れて、なんともかわいい!
シディブサイドは猫が多い。
野良猫も多いけど、大事にされてるようでヨカッタ。
<カフェ・シディ・シャバーンで休憩>
歩き疲れたので眺めのいい「カフェ・シディ・シャバーン」で休憩。
朝は寒かったのに汗ばむくらい気温が上がってきた。
海の青さにうっとりしながらコーヒーを飲んでいると1人の青年が片言の日本語で話しかけてきた。
絵を売りにきたのだ。と言っても彼が描いたものではないみたい。
もちろん最初は高めで、どんどん下がっていく。
それでもお土産屋より高い。
こういうシチュエーションに弱いKさんはやはり数枚買っていた(笑)
●親切なチュニジア人
飛行機の時間があるので、TGMでチュニスに戻る。
切符売場でチュニスまでの切符を買ってホームで待っていたら、売り場のおじさんがわざわざ来て「チュニス行きはあっちのホームだよ。」と教えてくれた。
チュニジア人は本当に優しい。
TGMの中でも席をゆずっている人が多かった。
しかも青年がおばあさんの身体を抱きかかえて座らせてるのだ。
日本ではそこまでする人いないよね。
なぜか私も席をゆずられてしまった(笑)
●南部観光の拠点 ガフサへ。
<チュニスエアー>
<ガフサ Gafsa空港>
ホテルで荷物をピックアップし、タクシーでチュニス空港へ向かう。
初めてのチュニスエアーでガフサ空港へ。
小さな飛行機で心配したけど、それほど揺れずに約1時間、19時頃ガフサ空港に到着した。
ここからチャーターした4WDで3泊4日の南部観光が始まる。
到着ロビーでドライバーのアハメッドさんが出迎えてくれた。
身体が大きく無口な男性で、空港からホテルまでの1時間半、必要なこと以外は全然しゃべらないので、ちょっと怖かった。
外は真っ暗でどこを走っているか分からないし。
でも本当はとっても優しくて楽しい人だった。
●タメルザ・パレスホテル Tamerza Palace Hotel
この旅で一番楽しみにしていた、ラグジュアリーホテル「タメルザ・パレスホテル」
アルジェリアとの国境近く、タメルザ渓谷の山岳オアシスに建つ「タメルザ・パレスホテル」はチュニジアでは、砂漠のテントホテル「パンシア」と並ぶ人気で、ハリウッドスターや世界の有名デザイナーもお忍びで訪れるとか。
ロビーも部屋もプールもどこを取ってもかわいくて絵になる。
このホテルに泊まるため、無理して旅程を調整した甲斐があった、と心から思った。
<おしゃれで落ち着く部屋>
<かわいいアメニティ> 土の器がかわいい。
ベッドや家具の1つ1つがかわいくて、「かわいい~!」を連発しながら写真を撮った。
外は真っ暗なので、テラスからの眺めは明日のお楽しみ(^^)