~2007年02月07日(水)~
●本日の旅程
タメルザ Tamerza
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ミデス Mides
↓
シェビカ Chebika
↓
オングエルジュメル Ong El Jemel
↓
トズール Tozeur
↓
ドゥーズ Douz
●タメルザ・パレスホテル Tamerza Palace Hotel
<テラスからの眺め>
朝、ワクワクしながらテラスに出ると、この壮大な景観が目に飛び込んできて息をのんだ。
写真で見たけど、実際こんなに広く迫力があるとは・・・!
なかなかこういう眺めのホテルはないのでおもしろい。
このベルベル人の住居跡は自由に散策することができる。
<レストラン>
ダイナミックな自然の景観、遺跡を見ながらの朝食は、テンションが上がります!
<プール>
<ロビー>
<タメルザ・パレスホテル外観> 貫禄がありますね~!
出発までホテルの敷地内やベルベル人の住居跡を散策する。
もっとゆっくりしたかったな~と後ろ髪を引かれながら、タメルザ・パレスホテルを出発。
でも今日はイングリッシュペイシェントやスターウォーズのロケ地が待っているのでこれも楽しみ(^^)
●タメルザ渓谷とお土産屋
●ミデス Mides 渓谷
映画「イングリッシュペイシェント」で見たスケールの大きな景観に圧倒される。
この谷はアルジェリアまで続いているそうだ。
映画の中で、アルマシーがキャサリンを抱えて歩いたところを探したけど分からなかった。
ダメ元でドライバーのアハメッドさんに聞いたけど、やっぱり知らなかった。
ちなみにアハメッドさんはフランス語とアラビア語を話し、英語は片言だったので、フランス語の会話集を使ったり、ジェスチャーや絵でコミュニケーションを図っていた。
これが結構楽しくて、一気にアハメッドさんと仲良くなった。
<ミデスからシェビカへ>
<野生のラクダ>
ずっとこのような雄大な眺めが続く。
途中、ラクダの群れに何回か出遭った。
近くに人がいないな~と思ってアハメッドさんに聞いたら、「ワイルドキャメル」だと教えてくれた。
野生のラクダって初めて見た!
ラクダって高いと思うんだけど、この辺りの人は誰も連れて帰らないのかな~?
●シェビカ Chebika
シェビカは昔、洪水で水没してしまったオアシス跡。
だんだん気温が上がってきた。
朝はすごく寒いので、たくさん着込んでいる上に、ここではアップダウンの険しい道を歩くので汗ばんでくる。
アイスクリームをおいしそうに食べている人たちがうらやましい。
でも私はおなかが弱いのでガマン、ガマン(>_<)
<途中の景色>
●オング・エル・ジュメル Ong El Jemel
イングリッシュペイシェントのロケ地「らくだ岩」やスターウォーズのオープンセットが残されている辺りを「オング・エル・ジュメル」と呼ぶそうだ。
アルジェリア国境にかなり近いところである。
それにしてもシェビカから、らくだ岩までの道のりは過酷だった。
途中から未舗装のでこぼこ道に入り、何度も身体が浮いたり頭をぶつけそうになりながら30分ほど走り、やっと終わったと思ったら今度は砂漠に入り、急こう配を上がったり下がったりするので、悲鳴をあげながらやっと到着した。
ここへ行く人は相当の覚悟が必要である(^^;)
<らくだ岩と私たちの4WD>
この景色は、イングリッシュペイシェントの最初に出てくるので、トリハダものだった!
感動で過酷な道のりのことなどすっかり忘れてしまった。
<らくだ岩近くのお土産屋>
らくだ岩の近くに1軒のお土産屋があって、小学生くらいの兄弟が店番をしていた。
欲しかった「砂漠のバラ」があったので、何個か買うとお礼にもう2つ砂漠のバラをプレゼントしてくれた。
チュニジアは子供も優しいな~。
お礼に新しいボールペンをあげたら喜んでくれた。
<スターウォーズのオープンセット>
スターウォーズはそれほど興味なかったけど(笑)、チュニジアにロケ地が多いと知って、出発前にDVDを借りて見た。
オープンセットは何もない砂漠の中、突然現れるのでびっくりする。
ここはスターウォーズファンならたまらないところだと思う。
今では地元の人が住んでいて、馬小屋やお土産屋にしているのがおもしろい。
●トズールのレストラン
きれいなレストランで料理も全部おいしかった。
料理写真の上のツナ、オリーブ、赤いペーストとフランスパンのセットは、つきだし的にいつも最初に出てくる。
これが絶品でやみつきになる。
赤いペーストは辛いのでオリーブオイルを混ぜて辛さを調整し、フランスパンに塗って食べる。
おいしいのでメイン料理が出るまでつい食べ過ぎてしまう(笑)
左下の料理はサラダ・メシュイーヤで、野菜をじっくり炒めてつぶし、オリーブオイルであえたもの。
パンに乗せてもおいしい。
右下はブリック。外側はカリッと香ばしく、中はツナ、ジャガイモ、卵などが入っていて絶品だった。
ブリックは旅行中何度も食べたけどハズレがなかった。
チュニジア料理は全体的においしくて、日本人の口に合うと思う。
●ショット・エル・ジェリド Chott El Jerid
<広大な塩湖>
トズールからドゥーズへ向かう途中、ショット・エル・ジェリドという広大な塩湖の中を通る。
広さが5,000㎡と聞いてもピンとこないけど、湖の中央を貫く96kmの直線道路を走った時、広さを実感した。
チュニジアにもこんなところがあるんだな~。
まだまだ知らないことが多いな~。
<96kmの直線道路>
<ハデな公衆トイレ> 中は許容範囲でした(笑)
●サハラ砂漠
ついにサハラ砂漠でラクダに乗る夢がかなった♪
ラクダは鳥取砂丘で乗ったことがあるけどスケールが違う。
ラクダに乗るためには、1泊2日の砂漠ツアー(テントで寝る)に参加する方法もあるけど、軟弱な私たちはドゥーズで30分コースに参加。
15ディナール(約1.400円)は安い。
30分でも、雄大なサハラ砂漠を感じることができて大満足でした(^^)
<サハラ砂漠>
<2頭と2人の影>
砂の粒がすごく細かくて、風も吹いていないのに、いつの間にかカメラの中に入ってしまった。
カメラをビニール袋に入れて、写真を撮る時だけ出して気をつけていたのにショック・・・(T_T)
しばらくレンズを開ける度にザリザリ言っていた。
Kさんのカメラはついにレンズが半開きになったままで閉じなくなってしまった(笑)
砂漠の砂はお土産屋で結構な値段で売られている。
私たちはラクダサファリの途中で、こっそりビニール袋に入れて持って帰ってきた(^^)
<美しい砂の風紋>
<私のラクダとおじいちゃん>
ここのラクダは「ひとこぶラクダ」なので、乗り心地が悪く、私は身体が斜めのまま最後まで戻せなかった。
Kさんはなぜかスマートに乗りこなしている。
後ろからついてきているKさんは斜め座りの私を笑いっぱなしで写真も撮っていた。
それに私のラクダはおじいちゃんの言うことを聞かなくて、しょっちゅう怒られていたし、においが強烈で、その時のジーンズは旅行中2度と履けなくなってしまった(T_T)
臭いのも私のラクダだけだったみたいで、ラクダとは相性が悪いかも(笑)
<言うことをきかない私のラクダ>
<正座しているようなラクダ>
座っているラクダを後ろから初めて見た。
行儀よく正座してるみたいでめっちゃかわいい!
●ドゥーズ Douzのホテル
<EL MOURADI HOTEL>
このホテルは当時ドゥーズで一番デラックスと聞いたけど、特徴のない普通のホテルだった。
思い出すのは親切すぎるベルボーイと、やたらスキンシップをしてくる売店のおじさんくらい(笑)
●砂漠のバラ
<砂漠のバラコレクション>
<お気に入りの逸品>
砂の結晶「砂漠のバラ」が欲しくて、お土産屋に寄る度、形のいいものを探して買っていたら、こんなに増えてしまった!
かなり重いのでちょっと後悔(^^;)
帰国後、誰にあげたら喜ぶかな~と悩んでいたら、意外と興味のある人が多くてびっくり。
写真の逸品だけ残して、他は全部あげてしまった。