旅・ふ・る Tabi Full

チュニジア周遊 6日め<マトマタ~シェニニ~タタウィン>

~2007年02月08日(木)~

●本日の旅程

ドゥーズ Douz
  ↓
マトマタ  Matmata
  ↓
メタムール  Metameur
  ↓
メドニン  Medenine
  ↓
クサール・ウレド・スルタン  Ksar Ouled Soltane
  ↓
シェニニ  Chenini
  ↓
クサール・ハダダ  Ksar Hadada
  ↓
タタウィン Tataouine




チュニジア旅行も早いもので後半に突入した。
まだ一度もおなかをこわしていないし、体調もよく、2人とも元気いっぱいだ。
毎日楽しく感動の連続で、あっと言う間に1日が終わってしまう。
今日もまた、念願のクサールをたくさん見られるので超楽しみである!

●穴居住宅

ドゥーズからマトマタへ向かう途中、穴居住宅を見つけて歓声を上げたら、アハメッドさんが車を停めてくれた。
外観の写真を撮ろうと思ったら、中を見学させてもらえることになった。
その後、団体バスも停まり、どやどやと観光客も見学に入ってきた。
えっ?この家ってそういう施設なの? と思ったけど、特に入場料を取っている様子もなく、逆にミントティーやオリーブ、パンなどでもてなしてくれた。
家を見せるのは純粋に好意なのかな~?
出発するとき、お礼に日本のお菓子や飴を子供たちにあげたら喜んでくれた。


<穴居住宅>



<飼われているラクダ>



<美人のお母さんが小麦を挽いている>



<穴の寝室>




●マトマタのシディ・ドリスホテル Matmata Sidi Driss Hotel

スターウォーズのロケ地として有名な建物。
今はホテルになっているけど、シャワートイレ共同のドミトリーなので泊まるのはちょっと・・・って感じでした(^^;)

<シディ・ドリスホテル>



<STAR WARSのサイン>



<スターウォーズのセット>





<壁には鳥の巣が>



●マトマタからメドニンへ

途中、トゥジャンという小さな村を通る。
観光地ではなさそうだけど、雰囲気のある素敵な家並みだった。
しばらくカーブの多い山道が続くけど、4WDだし、アハメッドさんは運転がうまいので快適なドライブだった。

<トゥジャン Toujane>



<メドニン Medenineまで56km>



道路端の標識を指さして、アハメッドさんに「あの数字は何?」って聞いたら「制限速度」とまじめに答えるので吹き出してしまった。
ありえない!(笑)としばらく車内は笑いが止まらなかった。
正解はメドニンまで56kmという意味だった。

ドライバーのアハメッドさんは最初怖くで気難しい人だと思ったけど、よく気がつく優しい人だった。
ドライブ中、私たちがカメラをかまえるとスピードを緩めてくれたり、停めてくれたりする。
車窓からきれいに撮れるよう、朝、窓をきれいに拭いてくれてたし、サングラスを拭く布を貸してくれた。
運転がすごく上手で、直線道路は120kmで走る(ここだけの話)ので、いつも予定時間より早く着いて助かる(笑)

<道路標識>



<ヤギの群れ>



●メタムール Metameur

メタムールのクサールは規模が大きく、保存状態がよかった。
クサール Ksarとは、昔ベルベル人が使っていた共同の穀物倉庫(ゴルファ)が集まったところ。
かまぼこ型の小部屋がかわいい。
いつかこの目で見たいと思っていたので、初めて見た時はトリハダものだった。

<クサール・メタムール>







●クサール・メドニン Ksar Medenine

メドニンのクサールは形が分からなくなるくらいお土産屋が多かった。

<お土産屋の多いクサール>



<裏の3つ穴が家紋のよう>



●メドニンでランチ

ランチのレストランはいつもアハメッドさんが当日選んでくれて、地元のおいしい料理を勧めてくれるので助かる。
この日レストランを探している途中、香ばしい匂いに誘われて小さなお店に寄ってみると、おやつとしてよく食べられる「フリカッセ」というもので、アハメッドさんが2個買ってくれた。
フリカッセは揚げパンの中にツナやジャガイモ、オリーブが入っていてめちゃくちゃ美味しかった♪

<フリカッセ屋のお兄さん>



<ランチのレストラン>



<ランチ>



ランチはブリックとサラダメシュイーヤ。
ブリックは間違いない味!
タタウィンの小さなブラックオリーブは絶品で、なかなかここ以上のおいしいブラックオリーブに出会っていない。
日本に買って帰りたかったけど、残念ながらお土産用に売られていなかった。

●クサール・ウレド・スルタン Ksar Ouled Soltane

午後もクサール巡り。
クサール・ウレド・スルタンは一番きれいな状態で残っているクサールだそうです。
スターウォーズでも使われたところ。







クサールの上の方に飛び出ている鉄の棒は、ロープをかけて荷物を運ぶためのもの。
美しくバランスの取れたフォルム、見とれてしまいます(>_<)

<左:ドライバーのアハメッドさん 右:絵を売っているベルベル人>



このベルベル人、結構イケメンだったので、正面から写真を撮ればよかったと後悔した(笑)

●シェニニ



クサール・ウレド・スルタンを出発してしばらくすると、波打つ道路が続き、気持ち悪くなりかけた頃、この奇妙な景観が現れ、思わず2人で「おーーーーっ!」と叫んでしまった。
山の中腹から山頂へ、穴を彫ったりレンガを積み上げたりした家が山肌と一体化している。
南部観光で一番衝撃を受けたのが、この小さな村「シェニニ」だった。
ここはノーマークだったな~。
下から見上げる景色もすごいけど、山頂から見下ろす景色も圧巻である。

<スリリングな斜面の道>



<山頂のメインストリート>



<くずれないのだろうか!>



<山頂にモスク>



<ここにも砂漠のバラが・・・> 心が揺れるけどもう買いません(笑)



●クサール・ハダダ Ksar Hadada

<スターウォーズのロケ地という説明>



<ルークの故郷として撮影に使われた>





<現在改装中のホテル>



これが最後のクサール。
正直飽きてきたな~(笑)
寒いし疲れたので早くホテルで休みたい(^^;)



日が暮れてきました。今日も1日楽しかったな~(^^)

●タタウィンのホテルサンゴ Hotel Sangho

タタウィンの3つ星ホテル。レンガ造りのかわいいコテージ。









 


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