チュニジア周遊 ９～１０日め＜チュニス～帰国＞

～２００７年０２月１１日（日）～

いよいよ最終日、ついこの前、はるか彼方の砂漠にいたのがウソのよう。
今日は夕方出発なので、世界遺産のメディナ（旧市街）をぶらぶらしよう。

＜アフリカホテルの朝食＞



バイキングの朝食は種類が豊富でつい食べ過ぎてしまう。
そういえば、胃腸の弱い私が、なんと１度もおなかをこわさなかった。
９日間もーっ！これは奇跡に近いこと。
私にとって、おなかをこわさない国は、かなりポイントが高い。
ホント、チュニジアっていいところだな～♪

＜ハビブ・ブルギバ通り＞



＜大聖堂＞



アフリカホテルからメディナへは、ホテル前のハビブ・ブルギバ通りをまっすぐ歩くだけなので分かりやすい。
おしゃれでコロニアルなホテルやカフェを通り過ぎると右手に大聖堂が見えてくる。
大聖堂を過ぎるとメディナはすぐ。

＜かわいいミントティーグラス＞



楽しみにしていたのに、チュニスのメディナは観光ずれしていてげんなりした。
お土産屋の呼び込みが激しくて、ガイドブックに載っていたお店はとても横柄で、値段交渉は一切受け付けないという態度なのだ。
スキンシップの過剰なお店で不愉快になったこともあった。
やっぱりチュニスは都会だから仕方ないのかな～。
スースはまだ素朴でよかったな～。

１軒のお店の前を通りかかった時、呼び込みが全然ないので、逆に気になって入ってみた。
めずらしく無口で謙虚な青年に心を打たれて、かわいいミントティーグラスをお土産用にたくさん買った。
かなりまけてもらったので、お礼に新しいボールペンをあげると、「好きなキーホルダーを１つ選んで」と言ってプレゼントしてくれた。
どこでも謙虚が一番だね(^^)

でもこのミントティーグラス、注意しなければいけないのは、お湯で洗ってはいけないこと！
帰国後、ほこりを取ろうと思って、お湯で洗っていたら、なんと塗料も装飾も全部テロンと剥がれてしまったのだ～(T_T)
被害は2個だけでよかったけど・・・皆さんはお気をつけ下さい。

＜ハビブ・ブルギバ通りのカフェ＞



＜写真を撮って、と言ってきた３人グループ＞



ハビブ・ブルギバ通りにはおしゃれなカフェが多い。
ほとんど男性で、女性は見当たらない。
たまに見かける女性は観光客のようだ。
私たちも歩き疲れたので、テラス席でお茶をしていると、回りからじろじろ見られてしまった。
横に座っていた男性３人グループに、なぜか私のカメラで写真を撮ってと頼まれたので、デジカメで撮った写真を見せたら喜んでいた。
でも写真を送ってくれとも言われず、それで終わりだった。
いったい何が目的？？？（笑）

そう言えば、通りを歩いていたら、家族連れにも声をかけられ、お母さんが抱っこしていた赤ちゃんを、私に抱かせて写真を撮っていた。
チュニジア人の不思議な行動、パート２でした（笑）

●チュニス出発



14時頃、ホテルからタクシーで空港へ。
チュニジア、盛りだくさんでホント楽しかったな～(^^)

帰国日もチュニジアンブルーの空。
旅行中ずっといい天気で、雨が降ったのは夜だけだったので本当にラッキーだった。

帰りもエミレーツ航空の快適なフライトで、02月12日（月）の夕方、無事関空に到着した。

●最後に

チュニジアは世界遺産の街並みや建造物、サハラ砂漠、ビーチリゾートなど様々な顔を見せてくれ、毎日、感動と驚きの連続でした。

時々過剰な親切やスキンシップにとまどうことはあるけど、チュニジア人の自然な優しさに触れ、感動すると同時に、私はこんなにできないな～と反省しました。
でもこれから、日本で困っている外国人を見かけたら絶対声をかけようと思いました。

この旅行記を再編集しているのは2014年01月・・・チュニジアは今まだ政情不安で、特にチュニスは観光旅行できる状況ではないけれど、私が訪れた頃のような平和を取り戻したら、いつかまた絶対行きたいと思います。