~2014年4月30日(水)~
●ルナ・ブランカ Luna Blanca 初日の朝
時差ぼけで5時頃、目が覚めたけど、まだ外は暗い。
7時前にやっと明るくなったのでテラスに出てみると、かわいい花が植えられていて、小さなプールが見える。
こういうプチホテルもたまにはいいな~(^^)
<テラス>
<テラスから見えるプール>
朝食は8時30分から。おなかがすいたので、少し早めに1階のレストランへ行くとフルーツの盛り合わせと、コーヒーやお茶が用意されていた。
<レストラン>
<新鮮なフルーツ>
朝食は和食と洋食のセットメニューで、今日は特にリクエストしなかったので洋食だった。
手作りヨーグルトやパン、ジャムもおいしくて、ボリュームたっぷりで大満足(^^)
<洋食の朝食>
<日本庭園もあり> 急に霧が出てきました。
レストランで、やっとオーナーの鈴木さんと加藤さんに会えて挨拶をする。
やっぱり日本語で話ができるのはいいな~(^^)
心配したプラグも貸してもらえることになり一安心!
しかも、グラナダへ1泊で行く時も持って行っていいとおっしゃって下さって大感激(><)
●ホテル出発
今日は終日、専用車でロンダとミハスを回る予定で、日本から鈴木さんに予約をお願いしていた。
アンダルシア地方の小さな町や村は電車の通っていないところが多いので、バスかタクシーでの観光になる。
乗り換え時間や待ち時間を考えるとバスは効率が悪いので、今回は専用車にした。
1人で車をチャーターするのは高いと思われそうだけど、フランスやイタリアなどに比べるとスペインはかなり安い。
フランスの3分の1くらいだと思う。
出発前、ホテルの鈴木さんが、地図を広げて丁寧にロンダやミハスの説明をしてくれた。
こういう廻り方がいいとか、ランチならこの辺がいいとか。
詳しく教えて頂いたお陰で、効率よく見どころを逃さず観光できたのでとても助かった。
<霧の中のプール>
朝は晴れていたのに、ホテルを出発する時は霧に覆われてしまった。
テンションが下がってきたら、鈴木さんが、「だいたい朝はこんな感じですが、すぐ晴れますよ。」とうれしいことを言ってくれて、親切に2人分のミネラルウォーターを持たせてくれた。
ドライバーはホアン(JUAN)さん。
英語が少し話せるので安心。とても親切で陽気な方だった。
しばらく霧の中を走り、途中トンネルを抜けたら、鈴木さんが言った通り真っ青な空が現れた。
これぞアンダルシア(^^) テンションが上がってきたぞ!
●白い街 Ardales
ロンダへ向かう途中、小さな白い街が見えてきた。
ホアンさんがArdalesという街だと教えてくれた。
ガイドブックにも載っていないし、初めて聞いた名前。
アンダルシアには、Ardalesのように、日本のガイドブックに載っていない小さな白い街がたくさんあるんだろうな~。
時間があれば散策したいところだけど、遠くから写真を撮ってロンダへ向かう。
こんな寄り道も専用車はいいな~と思う。
<白い街 Ardales> 風車も絵になる。
●ロンダ Ronda 到着
11:40頃、ロンダ到着。街に入る前にホアンさんが写真ストップをしてくれる。
<標識もロンダらしい>
<ロンダ遠景>
●パラドール・デ・ロンダ Parador de Ronda
ロンダ中心部のパラドール前で車を降り、ここから徒歩で観光をスタート。
まずはパラドールでトイレを借り、せっかくなのでロビーやカフェの写真を撮る。
<パラドール・デ・ロンダの外観>
<パラドール・デ・ロンダのロビー>
<パラドール・デ・ロンダのテラス> ヌエボ橋が見える最高の立地。
<パラドール・デ・ロンダのパティオ>
さすがパラドール、テラスもパティオもおしゃれですね。
●ヌエボ橋 Puente Nuevo
パラドールから新市街の道を下っていき、街のシンボル、ヌエボ橋のよく見える展望所へ向かう。
新市街の街並みも雰囲気があって素敵です♪
ヌエボは新しいという意味。新市街と旧市街をつなぐヌエボ橋。
目の当りにするとその迫力に圧倒される。
ずっとこの目で見たかったので、感動でトリハダものだった!
まだ世界遺産じゃないのが不思議なくらい。
<新市街>
<ヌエボ橋>
ロンダは道端に可憐な花がたくさん咲いていて心がなごむ。
きれいに手入れされている訳ではなく自然な感じがいい。
ホアンさんが赤いひなげしの花をアマポーラと教えてくれた。
右の青い花は見たことあるけど名前が分かりません。
●ヴィエホ橋 Puente Viejo
展望所を更に下って、古い方のヴィエホ橋へ。
美しいヌエボ橋の方が有名だけど、ヴィエホ橋は長年ロンダを守ってきたぞって感じで貫禄がある。
橋からはこんなのどかな風景が(^^)・・・素敵です。
<古い方のヴィエホ橋>
<ヴィエホ橋からの眺め>
橋を渡り切って振り返るとこんな感じ。
ヴィエホ橋も新市街と旧市街をつなぐ橋で、真ん中の写真は旧市街に入る門です。
<ヴィエホ橋を振り返る>
<旧市街の門>
<旧市街の街並み>
●サンタ・マリア・ラ・マヨール教会 Iglesia de Santa Maria la Mayor
旧市街の小さなサンタ・マリア・ラ・マヨール教会(4ユーロ)。
ちょうど馬車が通ってくれていい写真が撮れました。
暑いのでちょっと涼もうくらいの気持ちで入ったけど、中は意外とすばらしく、シャンデリアがおしゃれ。
<サンタ・マリア・ラ・マヨール教会>
<教会の中>
●ドン・ボスコの家 Casa Don Bosco
「テラスからの景色がすばらしい。」という旅行記を読んだので、行ってみた。
気をつけていないと通り過ぎてしまいそうな地味な外観だったけど地図のお陰でたどり着けた。
旅行記では有料と書かれていたけど、誰もいなくて(たまたまかも)、他の人もそのまま入って行ったので私も続いて入った。
<地味な外観のドン・ボスコの家>
広いテラスからの壮大な景色が感動的。よく手入れされたテラス、タイルのベンチもおしゃれ。
右の方にヌエボ橋とパラドールが見える。
<ドン・ボスコの家のテラス>
<テラスからの眺め>
<大きな窓から雄大な眺め>
●ヌエボ橋
ヌエボ橋に戻り、手前の展望所に寄る。観光客であふれてて写真を撮るのが大変!
<向こうに見えるのがヌエボ橋>
<人でぎっしりの展望所>
<断崖の上の新市街> この景色は迫力あります。
<最初に行った展望所> 手前の白い家と丘陵地帯がのどかですね。
●闘牛場 Plaza de Toros de Ronda
ヌエボ橋を渡り、闘牛場へ。ロンダの闘牛場は世界最古の闘牛場の1つだそうです。
入場料6.5ユーロで見学。2階の観客席にも上がれる。
ちょっと偏見ですが・・・闘牛場ってもっと汚いと思っていたので(笑)、あまりにきれいでびっくりした。
それにしても空が青いです~(><)
<闘牛場>
<闘牛場の中>
●ソコロ広場でランチ
気がつけば13時を過ぎていた。
おなかが空いてきたのでバルに入ろう。
ホテルの鈴木さんに薦められたソコロ広場へ向かうと、広場を囲むようにたくさんのバルが並んでいた。
とりあえず広場を一周して1軒ずつバルをチェックする。
スペインで初めてのバル、もちろん1人で入るのも初めてなのでちょっと緊張、ちょっと楽しみ(^^)
<ヌエストラ・セニョーラ・デル・ソコロ教会>
<バルで出会ったかわいい姉妹>
●ぼったくりバルにご注意!
迷った末、愛想のいいおじさんのいるバルに入った。
初めてのバルなので無難にタパス7種セットとスプライトにした。まだおなかが心配だったのでビールはやめておこう。
この旅初めてのタパスは、う~ん・・・という味だった(^^;)ポテトサラダが4スクープもある。
ちょっとずつ味は違うけど、4種類もポテトサラダばかり食べられないよ~(笑)
ポテトサラダ4種類を含めて7種ってどうなの!?って感じ。
エビせんべいだけまぁまぁおいしかった。
半分くらい残して、「ラ・クエンタ ポルファボル」と覚えたスペイン語で精算をお願いした。
通じたので喜んでいたのに、その後ちょっとトラブル発生。
<タパス7種セット>
<ぼったくりのバル!>
18ユーロ(約¥2,600)と言われて、耳を疑った。
え?そんなに高いはずはない。
内訳を聞いてみると、(まずい)タパス7種セットが9ユーロ、スプライトが2ユーロ、パンが7ユーロと言うのだ。
パンというのはどうやら、写真左上の籠に入ったパン1個のことみたい。
まずくて2~3口しか食べてないけど。
「パンは注文してないよ。」って言うと、女性店員が「食べたでしょ。」と答える。
私「食べたけど何も言わないからサービスだと思った。」
店員「でも食べたでしょ。」
私「注文してない。」
を繰り返していると、さっきまで愛想のよかったおじさんが無表情で、「ほら、食べたでしょ。」とわざわざ私が食べたパンを持ってきた。
えーっ持ってくるか~(笑)
2~3ユーロならともかく、このパン1個が7ユーロ(約¥1,000)ってありえない!
そういえば、私の前に精算していた人もパンがどうとかってもめてたな。
このお店ってこれが手なんだ~!
昼間だし人も多いのでがんばって、眉間にしわをよせ「注文していない!」を繰り返したら、あっさり「OK」と言って11ユーロになった。あ~よかった(^^)
スペイン最初のタパスはまずくてバルも失敗だったけど、ぼったくられずに済んだので、気分はよかった(笑)
それにイタリアのかわいい姉妹と出会えたし。
とにかく、このお店は要注意です!
写真では肝心の店名が分かりにくいけど、ソコロ広場の西端のお店です。
●ロンダ出発
15時にパラドール前でホアンさんと合流し、白い街ミハスへ向かう。
その前にヌエボ橋がきれいに見えるところに連れていってもらった。
バスでは行けないところなのでやっぱり専用車はいいね。
<ヌエボ橋> 橋の左側が旧市街、右側が新市街
<遠くに風車> のどかな景色が続く。
ミハスまで約2時間、途中カーブの多い山道を通る。アンダルシアはドライバーも助手席もシートベルトをしなくてもいいそうだ。
そういえば、何回かタクシーに乗ったけど誰もしていなかったな~。
私は落ち着かなくて、毎回シートベルトをしていた。