思いつくままに・・・・・・

適当に日々の暮らしを綴る。
その時に思い浮かんだ事をね。

猫の頭と人間の頭

2016-01-11 21:11:35 | 日記
知能の事ですね。
猫を散歩させてるのですが、リード付けて。
猫は縄張りを巡回してる様で、私は付き添いって処でしょうか。自由に引っ張る方について行く方式ですから。
猫の関心事は縄張りで、だからそれを犯すほかの猫になる。
野良や飼い猫が周辺に出没するから、それを常に意識し巡回してる。
私から見れば、気温風力等の環境を考え今日ここには他の猫は来ないと判ってる。
気温が5℃にも達しないので、猫が徘徊するはずが無い。
内の猫は室内に温かくし、くつろいでるので、野良の厳しい環境が判らない。
絶対外には出ない、獲物も出てないし。でも、縄張り荒しが気になると外に出せと訴える。

何を言いたいのかと言うと、猫にはそのような人間が普通に考える予想が出来無いって事ですね。
当然じゃ無いかって思うでしょうが、其処を今日気が付いたのは、その予想は何も本を読んだとかTVを見たとか、つまり現代文明人
だから予想出来るって事じゃ無いって事ですね。
予想とは、頭の良い我々の特質で、本能で、
チンパンにもサルにもそれなりにはその予想が有るけど、我々程予想しそれで計画プランを脳で構築出来無いって事。
猫科は地上最強のハンターと言われてるが、ただ単に爪や筋力が優れてるだけで、人間の知力には抗い様が無い。
簡単な罠で負けて人間の餌になる。
チンパンだって罠に掛けれる。
つまり、ネアンデルタール人を滅ぼしたのは我々で、彼らを罠にかけ餌として食ってしまったって、そうじゃないか?
って猫を散歩させながら思ったって事ですね。
我々が知能が高いのは、知能が低い者は、罠に掛けられ餌となって滅び去ったって事。
つまり、進化には罠が重要な事柄じゃないか?って事ですね。
それにしても老人はおれおれ詐欺に掛かりやすい、高齢者は色々経験し嘘も判るだろうに。
高齢脳は色々変化した罠じゃ無理だって事でしょうか?
シチュエーションを考えれば、嘘を見破るのは容易いと思うけど。
罠に掛かって滅びるのは弱者の宿命って事でしょうか?

男はつらいよ は如何して出来たのか?

2016-01-10 09:07:28 | 日記
昨日BSで、山田洋次監督とTVシリーズ男はつらいよの桜役 長山藍子さんが出て、色々な当時の苦労話に花が咲いた。
TVが未だ白黒しかなく、第一作と26作最終話だけ、それぞれ30分物が有った。
私も小学生か中学生で生で見てたが、おもしろかった印象だけが残ってて、内容は完全に忘れてた。
1話26話しか残って無いとかアナウンサーが言ってたが、記録として、貴重なビデオ装置を駆使し残したって事なんだろうか?
ノイズが結構頻繁に有る。
画面も4角が黒く円状。確かに我が家の14インチTVも角は丸かったと記憶してる。
放送にCMが有るが、それが嫌らしい程くっきり鮮やか。
そう感じる脳の不思議だな。
ウイキを見ると、TVシリーズは当時流行ってたヤクザ映画のパロディとして企画された物だそうだ。
それを、渥美清が監督に持ちかけ 日本映画の代表的作品にまで昇華したそうだ。
視聴対象を放送時間午後10時枠と言う事で、お父さんが飲み屋や、わが家で晩酌しながらお気楽に観て笑ってストレス解消して下さいみたいな企画意図が有ったそうだ。
当初はワンクール13話終了予定だったが、視聴率が高く要望が強くもうワンクール追加になった。
で、局ではもっと続けて欲しい要望だったそうだが、監督はこれが限界と寅次郎を死なせ強制終了にしたそうだ。
処が、何故死なせたと猛抗議が来たので、監督は1話だけ映画化する事にした。
でもこれが評判で、もったいないので続も作る事になった。
監督はこれで終わるつもりだったが、人気が止まず、じゃあと、脚本だけ参加の形にした。
しかし、監督が違うと作品がイメージと異なるって事で、これを本当の締めにしようと、オリジナル桜の長山藍子をマドンナにし
5話を作る事にした。
これで終わりの筈が之が又ヒット。
遂に渥美清の力尽きるまで映画が作られ続け、数々のエピソードにあやどられた稀有なシリーズ作品に成った。
人生良い方に転がる典型の様な、エピソードだった。
監督の才能が基本に有るのは確かだが、それプラスの何かが それは幸運でしょうね、 そして輝き人々の心に刻まれる。
その幸運とは渥美清が監督をみそめ、監督も同様だったって事でしょう。
人の出会いが幸運な人生に成るって事。
その点私には余り良い出合いは有りませんでしたので、人が羨む様な人生に成らなかった。
そう思っておきましょう。