浦安駅まであと1キロほどとなったとき、前方には渋滞の雰囲気が見えてきます。
行徳方面や海側に行こうとして、つい「スポーツクラブ ルネッサンス」を左に曲がってしまいます。
広い道、まっすぐな道路、どんどん進みますが、500メートル進んだところで、とんでもないどんでん返しに会います。
ここで、右の道路と合流になります。恐怖の入り口の始まりです。
この道路はYの字になっていて、大通りから500メートルで合流するのですが、前方50メートルほどのところで
進入禁止の札が見えます。あと100メートル進めれば、3方に開けるのですが、ここでどん詰まりとなって、左の
「お帰りはこちら」という感じの元の木阿弥道路(画面上は右の道)になって、500メートル戻る形になります。
あせって、どんどん戻っていきますが、ここからが地獄の始まりです。
この先200メートルで、パトカー3台、警察官10人という「大辻斬り部隊」が、小さいレーダーを道路わきに設置して
罠を張っているのです。
このだだっ広い道路は、幅11.2メートル、歩道を除くと7メートルの幅があります。
これだけ広い一方通行で、通行として「意味のない道路」ですから、車もあまり通りません。
浦安の道路の8割は60キロ道路ですが、この道は30キロ制限道路です。走っていてもふつうは気づきません。
下の写真の右側にポルシェが見えますが、画面左側の駐車禁止の札の、一つ上に30と書かれた薄ぼけた丸看板がついています。
色あせています。
この道を50キロで走っていると、50-30=20で20キロオーバー、違反金1.5万円となります。
前方が、左に30度ほど折れ曲がった道路で、まがった先にパトカーが3台止まっています。
若手警官が「銀色のマークX 習志野5500」などと、読み上げると、左に30度まがった死角から2人の警官が飛び出してきて、
左に車を止めるよう促します。
私の原チャリは42-44キロぐらいだったので、セーフでしたが、周りの車はバタバタと捕まって、52キロで1.5万円とか、49キロで
1.2万円などと切符を切られていました。49キロでスピード違反などと捕まってはたまらないでしょう。
下の黒い車もアウトです。この先100メートルほど進んだところで、重犯罪者として処刑されます。
Y字道路の出口の風景。この道を300メートル進むと、やがて信号を一つ越えて、広い一方通行の恐怖の道につながります。