4年生では、1日の気温の変化を調べる学習があります。
気温を調べるには、温度計の他に百葉箱(ひゃくようばこ)でも調べられます。
赤小の百葉箱に行ってみました。
百葉箱は、校庭の東側にあります。
中の温度計は地面から1.2m~1.5mの高さになるようにおかれています。
先生のむねのあたりで1.2mぐらいです。
百葉箱は白くぬられていますが、これは日光を反しゃし、熱をきゅうしゅうしないようにするためです。
正しい気温をはかれるように工夫されているのですね。
百葉箱を正面から見てみましょう!
百葉箱の扉は北側についています。なぜでしょうか?
ヒントは太陽の動き方が関係しています。
太陽の動き方は3年生の時に学習しましたよね。
正解は・・・
直射日光をふせぐためです。
扉が東や南、西側だと、太陽のある方向なので、扉を開けた時に直しゃ日光が入ってしまいます。
扉の反対側はこのようになっています。
百葉箱は、「よろい戸」とよばれる戸でできています。
板がななめになっていて、すき間が見えますね。
これは、日光や雨が入るのをふせぎ、風通しを良くしているのです。
百葉箱のとくちょうについて分かったところで、いよいよ扉を開けてみましょう。
先生が鍵を開けます。どきどき。
わくわく。中はどのようになっているのでしょうか。
中には温度計が3本入っていました。
真ん中に置かれている温度計は、よく見ますね。
左側の温度計は最低最高温度計です。1日の最低気温と最高気温をはかることができます。
右側の温度計は、実は温度計ではなく、湿度(しつど)をはかる湿度計(しつどけい)でした。
これで気温や湿度をはかるのですね。
先生もがんばります!
みなさんも理科の学習を楽しみにしていてくださいね。