偽りの診断に人生を奪われて17年

精神科医の偽診を晴らす事とそれにより派生した問題を解決する事がライフワーク

便器に座ったらフラッシュバック

2021-06-17 22:45:20 | 🟧 T里/入院中と退院後
実は昨夜から自宅の洋便器の蓋と便座のガタつきが酷くなり、今朝に至っては取れてしまった。大家に連絡しながらもその後便座なしの便器に座ったとき、いきなりフラッシュバックしてきた。あの保護室の便器がそうだったのだ。





個室内では便器の蓋も便座も危険物という扱いで元々取り外してあった。お尻がすっぽり入り込むような感じと、縁は狭いのでお尻が痛くなったものだったが、まさにその姿勢にいるや否や、計2回、2ヶ月から3ヶ月に及ぶ保護室生活での便器生活を思い出した。

保護室内では履物も履けず、ぺたぺた歩く様は例えると、動物園の檻の中に入れられたチンパンジーのようなものだった。

それでも出来る範囲で親切に大事にしてはくれたようにも思えた。週に一度は院長が鉄格子越しのローカを回診してまわり、どう?とAスマイルなのだから、慣れとは恐ろしいもので辛く過酷な毎日を送ったというほどの記憶はないのだ。

人は屈辱的立場に置かされても、慣れたら順応してくるもののようだ。
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