音楽日記

私が触れた音楽などを紹介していきます。

持続可能な未来を求めて

2010-02-09 10:04:56 | フェアトレードショップ ぴーす
ワークショップのお知らせです。

「お金」「エネルギー」「時間」を通して、持続可能な地域づくりについて語り合う会を全国各地で開いている冨田貴史さんを招いて、ワークショップを行います。
冨田さんとは3回お会いしましたが、私と同い年なんですが、広い視野で世の中を見ていて、その仕組み、課題点などをわかりやすく説明してくださいます。

■持続可能な未来を求めて
~地域の資源を生かして自立して生きる~

全国各地でお金や暦、時間、エネルギーについて知り、語り合うワークショップを続けている冨田貴史さんと、地域の未来、これからの私たちの暮らしについて考えてみませんか。

◎日時:2010年2月18日(木)、19日(金)
   ※16日(火)、17日(水)は和歌山市でも行われます。

18日  午後2時~ 暦のワークショップ(旧暦と陰陽五行)
    参加費:1人1500円  定員20人

   
    午後7時~ ぶんぶん通信No3上映
          &ワークショップ「お金・エネルギーの循環と地域づくり」
    参加費:1人1500円
     (上映会のみの場合500円、ワークショップのみの場合1000円) 定員20人


19日  午後2時~ ぶんぶん通信No3上映
          &ワークショップ「お金・エネルギーの循環と地域づくり」
    参加費:1人1500円
      (上映会のみの場合500円、ワークショップのみの場合1000円) 定員20人 

    午後8時~ 暦のワークショップ(13の月の暦)
    参加費:1人1500円 定員20人


※両日とも、ぶんぶん通信の舞台、上関町にある祝島のびわ茶付きです。


◎場所:田辺駅前 フェアトレード&エコロジーショップ ぴーす

◎事前にお申し込みください。
申し込み・問い合わせ先 ぴーす 電話0739-24-7660 または 090-9214-8232(田中)

【冨田貴史】
1976年生まれ。千葉県出身。京都在住。ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」を携えて少人数で語り合う上映会を全国各地で企画。原子力、旧暦・13の月の暦、時間、お金などのワークショップのファシリテーター。
山口県に建設予定の上関原発に関する映画「ミツバチの羽音と地球の回転」製作スタッフ。原子力、核による放射能汚染、被ばく、それらが持ち込まれることによって起こるあらゆるトラブルの解決を願うブログ「Radio Active」で情報発信中。著書「わたしにつながるいのちのために」
「Radio Active」…http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/

【ぶんぶん通信】 http://888earth.net/dvd.html

【暦のワークショップ】
夏至を陽の極み、夏至を陰の極みとし、陰陽を等しくする春分・秋分をあわせ
  二至二分するところから始まる太陽暦と、新月を朔日(ついたち)とし、その次
  の新月の前夜を晦日とする太陰暦とを合わせた旧暦=太陽太陰暦。
    
  時間を13(=MOVEMENT)と20(=MEASURE)とで計測してきたマヤ文明と、
  現在過去未来を全肯定しながら共時の波に乗るためのツール、13の月の暦。
 時間を創造するための様々な暦に触れ、放射状に広がる時間を味わいましょう。

ぴーす make friends tour 2010 vol.1開催

2010-02-08 09:31:02 | フェアトレードショップ ぴーす
1月30、31日、ぴーす make friends tour 2010 vol.1 がギャラリー&カフェ「ふわり」さんで開かれました。

フェアトレード、トーク、歌、演奏、ぶんぶん通信、土鍋料理、写真展…と、盛りだくさんな内容でした。大勢の方に来ていただいて、本当に充実した2日間でした。

素敵な場所を提供してくださり、会場づくりやDVD上映用のスクリーンの用意、料理作りなど様々な面で協力して下さったふわりさん、そして、東京からはるばる来てくれて自然食・土鍋料理を作ってくれたり、エネルギーのこと・政治のこと・食べ物のこと、楽しく熱く語ってくれた「やっちゃん」こと坂山保之さん、大阪や和歌山市、龍神村、地元田辺などいろんなところから集まって下さったミュージシャンの皆さん、そして来てくださった皆さんに心から感謝、感謝!です。

~イベントの様子~

【1日目】

午前中はゆっくり。午後からミクシィを見て来て下さった方、知り合いのご家族、ふわりさんの常連さんなどが来てくださって、けんちゃん初挑戦の田中優さんのDVDを活用したエコ教室、ぶんぶん通信上映会、祝島報告など、皆さん熱心に聞いてくださいました。

またやっちゃんのトークライブも絶好調!食品添加物の会社や人材派遣会社、長野県の高原野菜の産地で働いた実体験にもとづく話で、笑いあり、感動ありで、しかも改めて食や現代の世の中の仕組みなどについて改めて考える内容でした。

トークライブのあと、やっちゃんの土鍋料理は、ランチのおかずが蒸した大根と菜の花。添えられたゆず味噌との相性が抜群でした。
ふわりさんが作ってくださったおにぎりとお味噌汁、おつけものとのセットでどれも素材そのものの味がじっくり味わえる。。。そんな美味しさでした。

夜は、野菜を煮詰めた2種類の「ベジ(野菜)ソース」が乗ったごはんバーグとお味噌汁(写真のメニュー)のほか、龍神村地釜とうふ工房るあんさんの豆腐と地元の野菜が入った和風パスタと豆乳ホワイトソースのパスタの2種類のパスタをみんなで取り分けて頂きました。

ベジソースはやっちゃんが幾度も土鍋の中をかき混ぜながら手間ひまかけて作ったこだわりのソースで、「手」を入れることの大切さを料理を通して教えてもらいました。
お味は野菜のパワーが凝縮されてる、、という感じで、じっくりじっくり味わいました。

おやつの玄米のつぶつぶ感が心地よいパンケーキも美味しかったです。

ボランティアスタッフさんも3人来てくれました。2人はお友だち(お客さん!?)
ラジオでのPRをきいてボランティアスタッフとして来てくださった女性もいました。

【2日目】
天気が悪く、午後頃から雨が降って来たにも関わらず、昼前くらいから次々にお客さんが来てくださって、嬉しいかぎり。。。

フェアトレードコーナーも盛況でした。とくにやっぱりこの時期、チョコレートは人気。また、マスコバド糖や山口県で作られている釜炊きの塩、地元佐本の放し飼いの鶏の卵、国産小麦、天然酵母などを使ったまーちゃんパンもイベント用に作ってもらいましたが、こちらも人気でした。

1日目は「ぶんぶん通信No1」2日目は「ぶんぶん通信No2」を上映。やっぱり上関原発のことはたくさんの人に知ってもらいたい。。
このことを通して、知らなかった世界、見えていなかった世界が、すごく間近にせまってきたし、素晴らしい出会いがたくさんありました。また、未来はこれからを生きる一人ひとりがつくっていくんだということがはっきりわかりました。祝島訪問のお話のときは、そういうことをお話させてもらいました。

その夜のライブは一時、立ち見のお客さんもでるほどで、そこにいる人たち1人1人の想いが束になって大きなエネルギーのかたまりになったような感じでした。

AWAYAのお2人と、ふわりの大ちゃん、ぴーすのけんちゃんが加わったAWAYA’Nは、カエルやヒグラシの鳴き声など自然に耳にする音を取り入れるなど、とても新鮮でオリジナリティーあふれる演奏でした。
また、中辺路の小竹さんのスパニッシュギターの独奏、和歌山市の藤川さんのピアノ独奏、龍神村のなっちゃんが大阪でユニットを組んでる「うにゃっ2」のギター&ボーカルの演奏、そしてやっちゃんのお話とオリジナル曲の「祝うわ島唄」と、合計6組が、個性豊かにさまざまなジャンルの音楽を奏で、表現はまさに十人十色やなぁと興味深く聞き入りました。
私はボーカルの友人と出演させてもらいました。THE BOOMの「神様の宝石でできた島」とCOCCOの「HEVEN'S HELL」のあと、12月に上関に行って、現地で触れた海や山の美しさ、そして目にしたいろんな生き物を思ってつくった「スナメリ泳ぐ海で」という歌をピアノの弾き語りで歌いました。言葉もとてもパワーを持っているけれど、歌だともっと思いを伝えやすい…そんなふうに最近思います。(人に聞いてもらうにはまだまだ拙いですが。。)

ライブは8時頃に終わり、それからやっちゃんが仕込みを頑張った夕食に。。
20人以上残っていたと思います。

メニューは、みなべで自然農の野菜を作ってる勇惣さんのさつまいものソテー、国産小麦でつくったほうとう、ごはんバーグ…などなど(ごめんなさい、他にもいろいろあったんですが、今思い出せるのはこれくらいです)

大勢でかこむ食卓。親戚が一堂に会したようなにぎやかさで、いつまでも続きそうなくらい楽しい時間がすぎていきました。。

なんといっても、「make friends tour」の名のとおり、新たな出会い、再会など、たくさんの人と時間や思いを共有できたことは、きっとこれからにつながっていくと思います。そして、未来をつくっていくのはやっぱり私たちひとりひとりの意識だと改めて思いました。
ひとまず一回目が終わって、これから回を重ねてどんな変化が生まれてくるのか。。。ゆっくり時間をかけて感じ、味わっていきたいなぁと思います。