経産省「きものの日」導入へ

(今日は長いです。)

11月15日は着物の日だそうで
導入ってどういう事かなと思って記事を読んだら
経産省や関連省庁で、和装出勤できる雰囲気をつくりたい
ということらしいです。
「もう一度、着物を日常着へすること」が最終目標とか。

「出勤」ということは、スーツと同格の物ということになると思うので
和服はおそらく、
　　　　    (写真は借りました)
左：御召し＋羽織り　　右：紬(たぶん）＋羽織り＋袴
こんな感じになると思われますが
スーツと並べてみると、なんだか仰々しい感じがします。
御召しも紬も正絹（100%シルク）だし
どっちが上司かわからなくなりそうです。

 

女性の和服では、
紬や御召しが洋服でいうとデニムと同格とよく聞きます。

着物にもコットンやウールの物もありますし、
今やデニムの着物もあるので

紬・御召し＝デニムというのは無理があるような・・・
 　　　　   (デニムの写真は借り物です)
　　左：紬（単衣）　　　右：御召し（袷）

洋服はジャケット着た写真、
着物はカジュアルと言われている格子（チェック）柄を選びましたが
和服を着ない・見慣れない方は

着物の方が格上に見えるかもしれないです。

機能性は洋服の方が便利ですので
仕事によりますね。

最近、洋服はかなりカジュアル化が進んでいますから、
和服も衣替えや格を見直して（うるさく言わないで）
安価で洗濯が可能な綿素材のものとかを
業界の細かい約束事決まりは無視して

カジュアル化・ファストファッション化させた物もあれば

もう一度、着物を日常着（の選択肢のひとつ）にすることもできるかもしれませんが。