イジメと言う名の犯罪

 ある女性がかけぬけた、一生を描いた物語。

今日いち-2024年9月7日

2024-09-07 13:03:08 | 日記
どうぞ、お読み下さい。
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不良

2024-09-07 12:08:27 | 日記
 父親は言った。
 「俺もなぁ! 暴力の家庭で育ったんだ! お前達に何が分かる!」
 「ふざけんな! ふざけんなぁーーーーーーーーー!」
 〇暴の、「樋口」は言う。
 「暴力は良くない。お前の気持ちは痛い程分かる。辛かったな」
 警察に、何が分かる。
 「何が、分かる」
 国は、腐敗し、正義を、見失っている。
 こんな国、潰れた方がマシだ。
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不良

2024-09-07 11:52:57 | 日記
 「警察が、遂に来た」
 父親は、焦った声で、早口で言う。
 「あのなぁ、知りませんで、通せ」
 少年は、頷いた。
 警察は、聴く。
 「どうも、警視庁4課の樋口と、西田です」
 まさか、「〇暴」が出て来るとは。
 背負い投げを食らった。
 父親は頭から背中にかけて、倒れ込む。
 少年は、唖然とした。
 「お前がなぁ!窃盗団をやってるって事、知ってんだ!」
 「お前、家では暴力をして、外でも暴力! 大概にしろ!」
 父親は、泣き崩れた。
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不良

2024-09-07 11:33:36 | 日記
 母親は、倒れて、病院に、運ばれた。
 意識不明の、重体だ。
 夏優子様は、泣き崩れた。
 「どれだけ、不幸なの」
 少年に、優しく、声をかける。
 「あのね、人生を、捨てたら、いけないよ。捨てたらいけない」
 少年は、深く頷く。
 どこから来た声かもわからずに、深く、頷く。
 もう、「すがるものが」ないのだ。
 「お父さん、ごめんなさい」
 父親「いい」
 父親は、また、ドスの効いた声で言った。
 「あのな、全て、お前の事を思った、教育なんだぞ」
 「お前が、可愛いんだ」
 夏優子様は全てを知っていたが、曲がり過ぎだ。
 「大体、父親も、生活保護の家庭で生まれ、暴力を受けて育った。時代は、1970年前後だった」
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不良

2024-09-07 11:21:18 | 日記
 「大体なぁ! お前、恩って分かってんのか!」
 父親は、自身の、体調不良に苦しみながら言った。
 「ちッ! くそったれ! たたりだ!」
 「お前を見てると、反吐が出る! クソガキだ!」
 言いたい放題だ。
 少年は、咄嗟に包丁を、取った。
 夏優子様「ダメ!」
 そのまま、父親に向かっていく。
 母親は、絶叫した。
 初めての、行動だった。
 我慢の限界が、来ていたのだろう。
 母親が、父親をかばう。
 母親の体に包丁が、入る。
 これは、「夏優子様」が、パニックになった結果だ。
 何と、愛すべき命を取ってしまったのだ。
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