サトクダマキモドキが自傷しお腹が黒化しました
考えられる理由についても載せたいと思います
9月16日:脚先の壊死・自傷
〇で囲んだ部分が壊死していました。
吸着力がないためか、壁を上ることができない様子でした。
壊死の原因は、ケガなのか遺伝なのか分かりません。
数時間後、床に切れた脚が落ちていました。
驚いたことに「健全な脚」を、自ら噛みきってしまったようです!?
(壊死した脚ならともかく、誤ってしまったのでしょうか…)
昆虫の自傷は、ストレスを感じたり死期が近づくと起きるそうです。
「脚先が壊死して壁を上れず産卵もできないストレス」も原因だったのかもしれません。
歩きやすいようにバリアフリーにし、安心できるように植物で隠れ家も作ってあげました🍀
幸い食欲はあるようで、レタスをムシャムシャと食べていました✨
10月22日:お腹が黒く変色
約1ヶ月後、サトクダマキモドキのお腹が黒く変色してしまいました😨💦
飼育史上、初めての事でした!?
痛々しく目を背けたくなる状態でした…😰
少し触れただけで、お腹を庇うような仕草もしました。
心配だったため、昆虫施設へ問合せをしてみました。
すると…
「サトクダマキモドキは、寿命が近くなると腹部が黒くなることもあります。
昆虫には痛みはないため、このまま飼育してください」とのことでした。
ちなみに、屋外のサトクダマキモドキも黒化することがあるようです。
しかし、すぐに捕食されてしまうため、ほとんど目にすることはないようです。
安全な飼育ケースの中だからこそ、見られた姿だったようです。
「もうダメだ!」と焦りましたが、日中は意外と移動していました。
10月29日
10月末、お腹が黒化したサトクダマキモドキは亡くなってしまいました。
今年孵化した、2代目のサトクダマキモドキの中の1匹です。
何と、お腹以外に産卵管の一部も黒化していました。
(黄色の尖った部分の左側)
5月に孵化→7月に羽化→成虫になってから3ヶ月以上生きてくれました👏
姉妹4匹のうち、一足先に旅立ちました。
この子は、産卵した親と同じ場所に埋めてあげようと思います。