お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

愛はエゴイズム?

2012年08月24日 | スピリチュアル
今日は厭なことがあったので、真面目な日記にしよーーっと♪

僕は“愛”を盲信するのは危ないと思ってます。

キリスト教は「愛の宗教」と言われることもあると聞きましたが、
僕の、今のところの実感では、それでは説明が全然足りないように思えます。
どころか誤解を招きかねないのでそういう表現はやめた方がいいんじゃないッスか?
・・・と言いたいくらいです

仏教では特にそうらしいですが、「愛」は決して美徳の面だけではありませんよね?(・・って誰に話しかけてるの?
それどころか、愛は「欲望の根源」であり、所有欲やエゴイズムの根源じゃないですか!

では愛は「悪」なのか? いや、そーではないのだと思うンです。
あえて云えば、愛は取扱いに注意を要するもの・・・とでも云うのでしょうか

何故なら人は、何かを愛するときに、往々にしてその対象よりも「愛してる自分」を愛してしまうからです。
「自分を愛する」というのはどういう状態か?
これすなわち「見返りを求める」。 このことだと思います。
「私は10あげたんだから、あなたは少なくとも3は返して。出来れば4の方がいいケド・・」

これでは「愛」の衣をかぶった「エゴ」そのものdeath!
ほんじゃどうゆーのが「良い愛」? 「正しい愛」?

それは『無償の愛』なんですよね!
見返りを一切求めない、与えるだけの愛情です。

僕は凡夫であり偽善者でありおバカなので、なかなかそーゆー愛情を持てない、傾けられないッス。
でも、死ぬまでに今よりは、それを持てる、傾けられる人間になりたいんです。