何度も書くが、超ローカルなテーマを投稿する時は、若干の躊躇いがある。
特に、街歩きが主題であれば、なおさらだ。
そうは言っても、私のブログである以上、私の日常を描かざるを得ない。
開き直って書くしかないだろう。
私の車に不具合があり、ディーラーに修理を依頼していたのが、出来上がったそうだ。
6km程の道のりを、歩いて引き取りに行った。
こんな時は、なるべく一度も通ったことが無い路地を選んで歩く。
とはいえ、いずれ大通りに出る。
例えばだが、こういうケースで、久留米人ならこの通りがどこかすぐわかるが、大多数はわからないだろう。
そんな時、この画像について、書き様に困るのだ。
いや、ここで何か書きたかった訳じゃないが。
ここは、先ほどの青果市場通りから、東に曲がった通りで、この辺りを「湯の坂」と言う。
名前からして分かると思うが、この地には昔、湯治場があったという。
その伝承を信じたオーナーが掘削したところ、見事、温泉が自噴した。
およそ30年ほど前の事だ。
当時は
「久留米で温泉が出たげな!」と、
結構、話題になったものだ。
料金はややお高い。
3時間以内の入館で730円である。
市立南筑高校
校内に筑後国衙跡がある。
一度は訪ねてみたいと思っているが、まだその機会に恵まれていない。
学校の裏手に回る。
土手に植えられた梅の並木が満開の花を咲かせている。
見慣れた山が見えてきた。
高良山である。
始めて歩く路地を、方角の見当をつけてしばらく歩いていくと、久大線の踏切に出た。
この辺りは「旗崎」という。
神功皇后が征西の際、この地に旗を立てたというのが地名の由来である。
さあ、あと少しだ。
出来てる?
「はい、終わってますよ。え?歩いてきたんすかあ!!」
んだ。