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Tシャツとサンダルの候

筑後川昇開橋へ

この一月ほど、まとまった距離の自転車漕ぎをしていない。

このままでは、私の股間は元の木阿弥となってしまうだろう。

 

最早猶予はならぬ。

ここ数日の冷え込みも、かまやしない。

鼻水飛ばして、漕ぎだすのだ。

 

キコキコキコ

 

さて、漕ぎだしたのは良いが、どこ行こうか。

なるべく、車の通りが少ない所が・・・

 

 

 

 

あそこに行くか。

大善寺通過。

この辺りの筑後川支流沿いには、鰻屋さんが立ち並ぶ。

今も昔も鰻は御馳走だ。

小学生の頃、土用の丑の日頃になると、家族でここに行くのが、何よりの楽しみだった。

今でこそ、どこも立派な店になっているが、その頃は、この辺りの農家の副業みたいなものだった。

目の前の川で採れた鰻を、細々と振舞っていたのが始まりだ。

普通の家の玄関から上がり、通される場所は、日常の所帯道具がそのまま置かれたお座敷だった。

それどころか、客が多い時は、子供部屋に通され、勉強机の傍らで鰻を頬張ったものだ。

 

あの頃の、大善寺鰻の黎明期が懐かしい。

城島通過。

筑後川本流に出る。

酒蔵が並ぶ。

大川到着。

昇開橋が見えてきた。

 

ところで、

私の家内は、大川家具の腕のいい職人の娘である。

実家は、以前紹介した事がある、風浪宮近くにあった。

なので、ちょくちょく大川には行っていたものだが、この橋がある若津付近となると、殆ど行った事は無い。

昇開橋をマジマジと見るのは、実は今回が初めてなのだ。

昭和10年開通。

佐賀と大川を結ぶ佐賀線が、この橋梁の上を通っていた。

船の往来の為に、レールを上下させる方式で、現存するものとしては日本最古らしい。

昭和62年に廃線となったが、平成8年、歩道橋として復活した。

国指定重要文化財及び機械遺産。

橋梁たもとは公園になっており、駐車場とトイレが完備されている。

また、隣接して温泉施設もあり、車中泊スポットにもなりそうだ。

 

現在、熊本地震災害復旧工事の為、全面通行止めとなっていた。

 

残念!

 

 

ここから、折り返す。

ここまで、おおよそ20kmちょっとだ。

思いのほか、股間は大丈夫だ。

 

と、思いきや、

 

帰り道、大善寺通過中、どうにも痛みに耐えられなくなった。

折り返して10km、通算で30km地点ぐらいだ。

一月のブランクにより、残念ながら、30km股間に後退してしまったらしい。

しばし、休憩である。

 

 

目標の100km股間まで、

 

 

 

私の行く道は、果てしなく遠い。

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