鷹取山でひと汗流した後は、温泉などに入る暇はない。
急ぎ久留米に戻らねばならぬ。
高良大社神幸祭見物の為である。
さて、この神幸祭。
公式には1300年前から続く行事となっている。
が、
私的には、少なくとも倭の五王時代までは遡ると踏んでいるのだが。
これまでは、50年に一度、市内を3日をかけて練り歩いていたとの由。
それが、20年に一度に変更になり、更にこの度、5年に一度行われることになった。
誠に結構な話である。
但し簡略化され、麓の御井町、山川町、高良内町の町内のみを練り歩く。
時間的に、高良八幡宮辺りの行列には、間に合いそうだ。
予定コースで暫く待っていると・・・
来た!!
ここからは、画像の枚数が多いので、とっとと行く。
神馬を引くのは、若い女性である。
珍しい事だと思うが、何かの所縁でもあるのだろうか。
てっきり高良三神(高良玉垂命、八幡大神、住吉大神)それぞれの神輿が練り歩くものと思っていたが、どうやら横木瓜紋(主神の玉垂命)だけのようだ。
残念!
藁スパッツ。
履いているのは、神輿を牽く黄色い装束の人だけである。
なにかの由縁があるに違いない。
邪気を払う鬼二匹。
割竹で地面を打ち鳴らしながら進む。
お汐井の水かな?
下さい。
「あいよ。」
矢取西交差点を行列が高良大社方向に右折する。
交差点を行列が渡りきるまで、4方向とも交通は全面ストップだ。
これ、初めて見た。
お巡りさんが手に握っているのは、この交差点の信号機のコントロールスイッチなのだ。
信号機本体に付いてるんだね。
行列が交差点を右折し終えるのを確認するや、
「はーい、では規制解除しまーす。」
延々と数百メートルにわたり続いた、長い長い道路横断が終わった。
え?
若い女性の画像が、くどいほど多いって?
気のせいだ。
ほら、この区間のメインイベント、稚児行列だってちゃんと撮ってるではないか。
アラ、可愛い。
目線ありがとよ。
殿上眉、似合ってるよ。
抱っこされちゃった。
こらこら、走るんじゃない。
転ぶぞ。
5年後の神幸祭。
何かズルい手を使って、この行列に入り込めんかな。
交通整理でも何でもするよ。
・・・鬼の役は嫌だけど。