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Tシャツとサンダルの候

バスツアーは楽ちんなり

《イセエビまるごと1匹付き30尾贅沢甘エビ丼定食と花と祈願の鎮国寺&海に囲われた神域織幡神社 日帰り》

↑何のことかお分かりだろうか。

かねてより申し込んでいたバスツアーの名称である。

息継ぎが必要なくらいに、やたらと長いコース名だ。



連休最終日の昨日。

集合場所の西鉄久留米駅前へ。

時間通りにやって来たバスは、私らの乗車がすむと、


「では皆様。出発しまーす」(添乗員)



最初の目的地は、九州の鉄道の起点、門司港駅。

の、

すぐ隣の、



九州鉄道記念館駅である。

平成筑豊鉄道が運営する門司港レトロ観光線だ。



ホームにやって来たのは潮風号。




この鉄道記念館駅と、終点関門海峡めかり駅を結ぶトロッコ列車である。




ガタピシ、ギーギー

今にも壊れそうな音を立てて走る潮風号。



あっという間に、終点関門海峡めかり駅に到着。

なんたってその距離、僅か2.1km。

たった10分の列車旅である。


めかり駅で待機していたバスに乗り込むと、

「次はお楽しみのお昼ご飯でーす。」(添乗員)



ツアータイトルのおよそ半分の長さを占めるのが、この浜焼き小屋である。




なるほど、『イセエビ丸ごと1匹付き』である。

更にタイトルにはない車エビ2尾が、控えめに伊勢エビに寄り添う。



『30尾のせ贅沢甘エビ丼』とはこれか。




「伊勢エビは下茹でしてまーす。暖める程度でいいでから。」

では、

暖まって貰いましょうか。



これだもん。


ムフ💖






次に向かったのは『海に囲まれた神域織畑神社』である。

目の前の126段の石段を登りきり、更に遊歩道を登ると、


「登った者だけが見る事が出来る、特別な景色が待ってます。」(添乗員)



海女の像

ここは海女発祥の地でもある。



もうすぐ拝殿だ。




拝殿に額ずき、




拝殿脇から続く遊歩道を登ると、




添乗員が言う『特別な景色』が目の前に。

木の矢印の先にあるのは、



神宿る島沖ノ島である。

見るのは初めてだ。




移動

バスの中で家内が、

「ところでオッチャン、今日は『眠ーしなん(眠たくて堪らん)』て言わんじゃん。」


ハンドルを握ると、パブロフの犬の如く、決まって眠気を催すこの私。

何故か今日は、そうならない。


「そりゃーお前。あれでも運転中は、あれこれ脳味噌ば働かせとるけんな。』

結果、私の縮んでしまった脳は、たちどころにキャパオーバー。

「休ませろと催促しとるったい。その点バスツアーは考えんでよか。」

「間違いなかね。」


悲しい意見の一致である。



最後は『花と祈願の鎮国時』だ。

弘法大師帰朝の際、最初に開山した真言密教の寺である。



護摩堂





護摩堂に比べ若干地味で小さめだが、こちらが本堂とのこと。





奥の院へ

織幡神社に続き、またしても石段を登る羽目に。



石段脇には八十八体の石仏が並ぶ。







イセハナビ




ヤマジノホトトギス




奥の院



バスへ戻る途中、


ボケ封じですと?

直ぐ眠気を催す脳味噌に持って来いだ。



オン アロリキャ ソワカ

オン アロリキャ ソワカ

オン アロリキャ ソワカ

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