目標として掲げた、崇高なる股間鋼鉄化計画。
残念ながら、遅々として進まぬ。
「一か月もすれば慣れますから」との言葉は、一体なんだったのだ。
もう2ヶ月半経つと言うのに、一向に股間の痛みから解放されないではないか!
勿論、自転車に乗り出した当初に比べれば、若干の進歩はある。
そうではあるが、もう少し長い距離に耐えられるようになってくれても良さそうなものである。
どうも私の股間は、他人様より軟弱なのかもしれぬ。
と、
弱気になったりする今日この頃である。
あ、このブログを初めて読みだした方は、いきなりの股間の連呼にびっくりされるかもしれぬ。
言っておくが、そういう方面のブログではない。
私が嘆いているのは、自転車の事である。
私にとって【自転車に乗る=股間の痛み】なのだ。
私が思い描いてきた、楽しい筈の自転車ツーリングは、もはや、股間トレーニングの様相を呈してきた。
今日は丁度20km程の距離にある、大川風浪宮まで出かけた。
家内の実家はこの神社のすぐ側にあった。
「あった」というのは、数年前に両親とも亡くなり、住み手の居なくなった建物は、取り壊してしまったからだ。
盆や正月には、その家内の実家に義兄姉夫婦が集まり、楽しい酒を酌み交わした事も今は昔である。
今でも場所は変われど、皆で集まり、折に触れ、ワイワイと酒を酌み交わしてはいる。
だが、あの古い座敷での一コマは、もう戻って来る事は無い。
天然記念物の大楠。
正月は、境内には屋台が並び、初詣客で賑わう。
毎年初詣をここでしたものだ。
思えば、長女のお宮参りもここだったし、私の厄払いもここでした。
自分の良くなりたい所があれば、このキツネの像の同じ場所を撫でると、願いが叶うらしい。
見れば、頭が一番テカテカに光っている。
まあ、大体皆考える事は、そうなるだろうな。
私はと言えば、左膝を撫で撫でしてみた。
懸案の股間は自制した。
通報されて、逮捕でもされたら、事だからである。
拝殿の裏のこの杜が、御神体である。
神功皇后の伝承(私は全て史実だと思っている)や安曇氏の事、大善寺玉垂宮や高良大社。
更に言うなら、宮地嶽神社や志賀海神社、竈門神社との関連も書こうと思ったが、明日の朝までかかりそうだ。
割愛させてもらう。
帰りは道の駅おおきに立ち寄る。
バイキングレストランが有名。
昼時になれば、ほぼ全席がおばさん達で埋まる。
一度、ここで昼食を食べた時、身の置き所がなかった事を思い出した。
もう一つの名物がキノコである。
キノコの栽培室があり、自分の好きな菌床選ぶことができる。
シメジやエリンギなどを買って帰る。
本日の走行距離、42km。
初めて40kmを越えた。
でも・・・痛い。
鋼鉄の股間への道は遠い。