ヤマセミを捜しにある川へ。
結論から言うと、
居るには居たが、藪に隠れられてしまい、1時間近く粘るも断念。

代わりにこんなヤツを撮る始末。
はてさて、探鳥の道は遠い。
「こんなの撮ってもねえ。ヤマセミとは随分違ったな。」
「新聞に載ってた神社に、桜見に行こうか。」
「へ?」
移動である。

夕月神社
朝倉市の丘陵地の一角にある。
どうやら、戦国期の山城跡のようだ。

お弁当を広げる家族連れ。


ここ数日の陽気で、一気に開いた桜。
ほぼ満開である。

神社へと続く一本の坂道。
両側を桜が飾る。

河津桜や陽光桜の鮮やかなピンクも良いけれど、
やっぱり、この儚げな薄桃色がいい。

夕月神社。


今期初のフデリンドウみっけ。
移動
原鶴の道の駅の前に、眼にも鮮やかな黄色が広がっていた。



移動

大己貴神社
旧三輪町にある我が国でもっとも古い神社。
以前から行きたかった所である。

ここでも桜が満開である。


由来には、神功皇后の三韓征伐の際に戦勝祈願をし・・・云々とある。
私に言わせれば『それより遙かに古い!』筈である。


この神社の起源は、

遙拝場から見える、この神体山にある。
「ほーら、ピッタリやん。」
そう呟いた私は、家内に向かい古代史的考察を延々と述べる。
「ここは三輪町。夜須の地名もある。ひと山越えれば出雲と言う地名も。そもそも崇神天皇の諱が・・・」
「あー、うるさい!」