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日 時 :2015年2月16日(月曜日) 晴れ
場 所 :伊豆ヶ岳(850.9M)いずがたけ 埼玉県飯能市上名栗かみなぐり
パーティ :単独行
伊豆ヶ岳:埼玉県の南西部に位置し、鋭利な山頂部をもたげて聳える里山です。山名の由来は、山容(突峰状の山容)によるアイヌ語の「イズ」、「伊豆が見える」、「柚子の木が多い」、「登山道を開削した人の名」等々諸説があるようで、空気の澄んだ快晴の日には都心の高層ビル群や浅間山、男体山までも見渡す事が出来ます。
コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回)
名栗げんきプラザ前(7:15)→長岩ながいわ峠(7:35)→小高山おだかやま720M(7:40)→五輪山ごりんやま770M(7:50)→伊豆ヶ岳(8:20~8:45)→山伏やまぶし峠(9:15)→前武川岳まえたけかわだけ 1003M(10:25)→武川岳たけかわだけ 1052M(10:45~10:55)→登山口[県道]→ 名栗げんきプラザ前(11:50)
当日の伊豆ヶ岳周回コース案内図(赤破線が辿った道)
スタート地点となる県道53号線から続く林道(車両進入規制ゲート有り)
林道を入ると間もなく左手に登山口の標識有り
涸れ沢の先から、いきなりの急登が始まります
見事に手入れされた檜の植林地帯に続く登山道
小高山山頂から望む横瀬二子山よこぜふたごやま882.7㍍(左手)と県民の森(右手尾根)
五輪山山頂へと続く登山道(関東ふれあいの道)
五輪山の直ぐ先の男坂と呼ばれる岩場(落石等の危険から通行禁止標識有り迂回路は女坂)
岩場は傾斜は40度で50メートルほど続き、鎖を伝って登って行きます
岩場山頂手前で下を振り返る
男坂上部より望む横瀬二子山
男坂上部より望む浅間山あさまやま2568㍍
木の根に覆われた岩場の登り
伊豆ヶ岳山頂手前の最後の岩場
岩場山頂より望む武川岳と奥に見える武甲山ぶこうさん1295.4㍍(正面奥)
三角点標石と山名標示板が設置された伊豆ヶ岳山頂
山頂より望む浅間山(左手)と四阿山あずまやさん2354㍍(中央奥)
木々の間より見える霞みに浮かぶ首都東京の街並み
武川岳を目指し、案内板に従い山伏峠へと下りて行きます
良く整備された登山道が続く
県道53号線の山伏峠へと下りて来ました
前武川岳へは杉と檜の植林地帯の緩やかな坂道が続きます
休憩用の長椅子が幾つか設置された前武川岳山頂
ほとんどが樹林帯に囲まれた武川岳山頂
山頂より望む南東の風景
下山は名栗げんきプラザ方面へと向かいます
最後に良く手入れされた植林地帯の林道を辿る
当日の様子
月曜日の名栗げんきプラザ駐車場は、入口が閉められ利用出来ない状態になっていました。仕方なくスタート地点の林道近くの空き地に車を停めスタートです。冷たい風の吹く中、伊豆ヶ岳への標識に従い薄暗い檜林の坂道を下って行きます。やがて涸れ沢を渡ると一変、急な上り坂です。体が温まるころ長岩峠の尾根上に、ここで展望の良い小高山へと足を延ばします。二子山方面の展望を楽しんだ後、峠から南に続く尾根をのんびりと進み、広々とした五輪山山頂を通過、緩い坂を上り返すとコース最大の難所男坂の岩場が見えて来ます。自己責任のもと、慎重にゆっくりと危険な岩場を登って行きます、やめておけばと反省……岩場も、もう引き返せない所まで来ていました。やっと最後の坂を登り切り、振り向くと遠くの奇麗な景色に
一安心(無事登れた事に安堵)。伊豆ヶ岳の山頂は雑木林に囲まれ、思ったほど展望は無くガッカリです。山頂で軽い腹ごしらえの後、山伏峠への坂道を下りて行きます。峠の県道を横断すると杉・檜の植林尾根の上りが続きます、標高800㍍辺りからはアイゼン装着となりました。樹林に囲まれた武川岳山頂は、広々とし長椅子が設置され、陽だまりハイクに持って来い状態です。休憩後、下山は雪の多い東へ続く尾根を辿ります、尾根歩きに飽きた頃、北へ下る分岐点が見えて来ます。沢沿いまで下るとやがて林道で、林道も広くなると間もなく出発地点の名栗げんきプラザ前へと到着です。久々の遠出に軽い疲労感と心地良い満足感の感じられた山旅でした。
来た道(357㎞)
自宅出発(1:20)→国道4→国見IC 東北自動車道→久喜白岡JCT 圏央道→白岡菖蒲IC→市道→県道12→上尾道路→桶川北本IC 圏央道→佐山日高IC→県道347→国道299→県道53→名栗げんきプラザ前(6:50) 時間は途中仮眠と休憩2回を含む
首都東京が見えるんだ。
満足感があってよかったですね。