日 時 :2017年6月6日(火曜日) 晴れ
場 所 :家形山(1877M)いえがたやま 福島県福島市町庭坂まちにわさか不動沢ふどうさわ
パーティ :単独行
家 形 山 :吾妻連峰の東吾妻に属し、今も火山活動を続ける一切経山いっさいきょうざんの北方に位置する。山名は山容が家の屋根の形をしている事に由来、山頂はオオシラビソに覆われるが一般的には主図根点しゅずこんてんのおかれた東端のガレ場が山頂となる。山頂からは魔女の瞳と呼ばれる五色沼ごしきぬまと、活火山らしい赤茶けた一切経山の眺めがよい。
コースとタイム(山行形態:不動沢駐車場からのピストン)
不動沢登山口(8:35)→ 賽河原さいのかわら(9:05)→ 硯石すずりいし(10:00)→ 大根森(10:15~10:20)→ 五色沼分岐(10:50)→ 家形山(11:00~11:30 ランチタイム )→ 一切経山(12:10~12:30 )→ 五色沼分岐(13:00)→ 大根森(13:15~13:20)→ 不動沢登山口(14:20)
当日の家形山案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 5:47 活動距離:12.67㌔ 高低差:777㍍
不動沢橋手前(北側)に位置する広々とした駐車場
登山ポストの設置された不動沢登山口
歩き難い涸れ沢状態の緩やかな上り
新緑に覆われた平坦で歩き易い道へと変わる
井戸溝のすぐ先に設置された橋(仮の橋では有りません)
まだ数ヶ所登山道に雪が残っていました
展望の開けた大根森から先へと続く登山道
樹林帯を抜けると 見えて来た家形山
五色沼を囲む北尾根まで登って来ました(正面が一切経山いっさいきょうざん1949.1㍍)
眼下に見える五色沼(魔女の瞳)と山頂が雲にかくれる一切経山
五色沼分岐へと坂道を下る(右手上が家形山)
家形山山頂へと続くガレ場の上り
ガレとザレに覆われた 広々な家形山山頂
山頂から望む会津磐梯山ばんだいさん1816.2㍍
山頂より望む魔女の瞳と一切経山
前大巓まえだいてん1911㍍を正面に 五色沼の西尾根を歩く
植生保護に設置された真新しい木道
一切経山西の肩まで登って来ました
山頂(一切経山)へと続くザレ場の急斜面
山頂より望むコバルトブルーが変化した魔女の瞳
雲に覆われた山頂の山名ポールと三角点標石(一等三角点)
雲の切れ間から見る 西吾妻へと続く主稜線
下山時に五色沼分岐付近から見る 魔女の瞳に映る一切経山
下山時に大根森山頂から微かに望む月山がっさん1984㍍と右下の高倉山たかくらやま1461㍍
◆当日出逢った印象的な花々◆
サラサドウダン・ムラサキヤシオ・ショウジョウバカマ・ムシカリ・コシジオウレン
当日の様子
朝の空は雲が広がり、太陽が顔を出す気配は全くありません。高湯温泉の磐梯吾妻スカイライン旧料金所跡を通過、なんと、福島市上空は雲海に覆われていました。トイレが設置された不動沢駐車場に車を停め、不動沢登山口から入山開始です。慶応山荘・五色沼への標識に導かれ、涸れ沢の様な岩と石の多いそこそこに急な坂道を上って行きます。やがて、平坦で歩き易い登山道に変わり 賽河原に山取山、井戸溝と書かれた標識前を通過。小さな工事用?の橋?を渡ると急な上りとなり、慶応山荘への分岐点を通過、家形山避難小屋分岐の硯石まで登って来ました。硯石からは更に急な上りへと変わり、展望の良い大根森標識前へと飛び出します。大根森からは、蔵王をはじめ、月山に大朝日岳の峰々とが微かに見えます。眺望を楽しみながら喉を潤し、五色沼へと向かいます。そこそこの上りから樹林帯を抜けると、目の前に家形山、左手に五色沼の北尾根が見えて来ました。雲の流れは早く、北側尾根からは五色沼も一切経山も中々全貌を現してくれません!ジレッタァーイ。五色沼分岐を右折し急斜面のガレ場を上り切ると、そこは家形山の山頂です。ガレ場の山頂からは目の前に五色沼と一切経山、磐梯山から関東にかけての峰々が南奥に微かに見えていました。山頂を独り占めに、温かなコーヒーとランチタイムは至福のひと時です。記念の写真撮影後、一切経山へと足を伸ばします。五色沼の西尾根を通り、急斜面の雪渓とザレ場を登り切ると一切経山の山頂へと到着です。登山者で賑わう山頂は雲に覆われ、東から南側にかけての展望は有りません。山頂からの魔女の瞳を堪能し、下山は登って来た道をのんびりと下りました。
来た道(距離:71㎞ )
自宅(6:50)→国道4→国見IC 東北自動車道→福島飯坂IC→市道→県道5→県道70(磐梯吾妻スカイライン)→不動沢駐車場(8:25) 時間には途中コンビニ買い出しが含まれる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます