日 時 :2017年9月26日(火曜日) 晴れ
場 所 :鉄山(1709.3M)てつざん 福島県二本松市塩沢登山口場駐車場
パーティ:単独行
鉄 山:磐梯朝日国立公園の南端に位置し那須火山帯に属する安達太良連峰の一部で、連峰最高峰 箕輪山みのわさん1728 mに次ぐ第二の高峰が鉄山である。安達太良山より9m高く山頂付近には火口カメラ火山観測施設と大きなケルンに四等三角点(鉄山1709.3M)の標石がある。安達太良連峰には他に鬼面山きめんざん、箕輪山、船明神山ふなみょうじんさん、安達太良山、前ヶ岳、和尚山おしょうざんが連なる。
コースとタイム(山行形態:登山口からの周回)
塩沢登山口駐車場(6:35)→ 馬返し分岐(6:50)→ 屛風岩(7:35~7:45)→ 八幡滝(7:50~7:55)→ くろがね小屋(8:55)→ 峰の辻(9:35)→ 安達太良山(10:05~10:30)→ 鉄山(11:00~11:30 ランチタイム )→ 笹平分岐(11:55)→ 僧悟台そうごだい(12:55)→ 見晴台(13:15)→ 水呑場(13:45)→ 馬返し分岐(14:00)→ 塩沢登山口駐車場(14:15)
当日の鉄山案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 7時間37分 活動距離:14.8㌔ 高低差:934㍍
登山口の二本松塩沢スキー場入口(入口手前が登山者用駐車場 ≒ 15台駐車可 公衆トイレ有り)
ミズナラの樹林帯に覆われる馬返し分岐案内標識
最初の見所、屛風岩から眼下に見下ろす湯川渓谷 相恋の滝そうれんのたき
登山道からわずかに下った所に有る、明るい八幡滝はちまんたき
沢を縫うように登山道は続きます
安達太良山中に有る県営の温泉付き山小屋のくろがね小屋(通年営業で休憩・入浴可)が見えて来ました
峰の辻まで来ると安達太良山の山頂「乳首」はもう目の前です
直登コースのカールした窪地から荒々しい牛の背東壁を見上げます
広々とした乳首前広場まで登って来ました
多くの登山者で賑わう安達太良山「乳首」山頂 1699.9M
山頂から見下ろす乳首前広場
めったに無い風が穏やかな牛ノ背の稜線歩き
鉄山(左手)へと続く矢筈森やはずもりから馬ノ背への稜線
立寄る人の少ない鉄山山頂(右奥に見える磐梯山ばんだいさん1816.2M)
山頂から望む荒涼とした火山の景観は沼ノ平火口
山頂から望む安達太良山「乳首」と右奥に見える和尚山1602M
通年無料開放で無人の鉄山避難小屋(収容人員15人程度・トイレ無し)前通過
箕輪山1718.5M(正面)との鞍部に位置する笹平分岐案内板
笹平周辺の1500~1700m付近は紅葉が始まっていました
笹平から僧悟台までのコースは高山植物保護の為、H12より下草刈りや枝切り等の登山道整備無し
紅葉を楽しみながらのんびりと下ります
燃えるような紅葉は息をのむ美しさです
紅葉に別れを惜しむ様に稜線を振り返る
石楠花の木々が目に付く緩やかな下り坂へと変わる
廃コースとなった霧降の滝への分岐 僧悟台(休憩に持って来いの平坦地)
上りに使った道との合流地点(馬返し分岐)まで下りて来ました
◆当日出逢った印象的な紅葉◆
◆ 当日出逢った花々 ◆ 拡大はクリックしてネ!
ワレモコウ・ヨツバヒヨドリ・コバギボウシ・アキノキリンソウ・オヤマリンドウ
当日の様子
41年振りの塩沢登山口は全く記憶に残っていませんでした。青空の広がる駐車場を後に、くろがね小屋への案内板に従いスキー場裾野に延びる登山道を進んで行きます。やがて湯川渓谷に沿った道へと変わり、大岩と滝が連なる絶景渓谷に大感激。更に岩場のトラバースに沢を縫う様に登山道が続きます。木々の間から鉄山東壁が見えると間もなく、くろがね小屋の見える登山道へと飛び出します。小屋前からは急登とゴロ岩の坂道が続き、峰の辻前まで来ると安達太良山乳首はもう目の前。安達太良山山頂からは360度の展望が広がり、次々に登山者が登って来ます。山頂を後に、北へと続く穏やかなアップダウンの尾根が続き、やがて、急な上りの先が鉄山山頂でした。山頂でのんびりと景色を楽しみながらのランチタイムは至福のひと時です。下山は紅葉の広がる笹平分岐から、静かなササヤブの尾根を慎重に馬返し分岐へと下りました。絶景の渓谷に雄大に広がる紅葉が楽しめた贅沢な山旅でした。
過去の鉄山記録 2012年
来た道(片道:74㎞ )
自宅出発(5:00)→国道4→国見IC 東北自動車道→福島西IC→国道115→国道459→県道354→塩沢登山口駐車場(6:15) 時間は途中コンビニ買い出しを含む
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