
日 時 :2013年6月24日(月曜日) 晴れ
場 所 :大朝日岳(1870.3M)おおあさひだけ 山形県西村山郡大江町古寺鉱泉
朝日山地:朝日という山名は国内に数多いが「朝日連峰」といえばこの山のことを指しています。新潟県と山形県の県境に位置し、朝日山地の南部にある山塊で、主峰の大朝日岳(標高1870.3㍍)は県境ではなく山形県に属しています。
パーティ:単独行
コースとタイム(山行形態:登山口からのピストン)
古寺こでら登山口(6:20)→一服清水いっぷくしみず(7:25)→ハナヌキ峰分岐(7:35)→古寺山(8:35~8:45)→小朝日岳こあさひだけ(9:15~9:25)→銀玉水ぎんぎょくすい(10:20)→大朝日小屋(11:00)→大朝日岳(11:10~11:35)→大朝日小屋(11:45)→小朝日岳(13:10~13:20)→古寺山(13:50))→ハナヌキ峰分岐(14:40)→古寺登山口(15:40)
朝日連峰登山口の古寺鉱泉(朝陽館ちょうようかん旅館)
ヒメコマツとブナの巨木が見事な登山道
木漏れ日が綺麗なブナの原生林
古寺山の稜線が見えて来ました(今が花盛りタムシバ〔右下〕)
朝日連峰の主脈が一望出来る古寺山(1500.7㍍)山頂
古寺山山頂より望む綺麗な残雪の峰々
お目当ての花 ヒメサユリ(オトメユリ)
小朝日岳への最後の登り
銀玉水から先は急な雪渓の登りが続きます
雪渓から小朝日岳を振返る
湧き上がるガスと大朝日小屋
大朝日小屋前から望む西朝日岳(奥の峰)と中岳(手前の峰)
登山者で賑う大朝日岳山頂
大朝日岳山頂より望むピラミダルな祝瓶山いわいがめさん(1417㍍)
大朝日岳山頂西側に広がるお花畑(ピンク花はイワカガミ・白花はヒナウスユキソウ)
下山途中の小朝日岳山頂(奥に月山がっさんを望む)
◆当日出逢った印象的な花々◆
ムラサキヤシオ・ミヤマカタバミ・ヒナウスユキソウ・ハクサンハタザオ
ノウゴウイチゴ・ツガザクラ・タカネナナカマド・サンカヨウ
サラサドウダン・ギンリョウソウ・イワナシ・リュウキンカ
当日の大朝日岳案内図
当日の様子
古寺鉱泉から古寺山を経由し、大朝日岳に至るコースは特に危険な箇所も無く、展望や水場にも恵まれ比較的上り易いコースとなっています。今朝はピーカン青空が広がり絶好の登山日和となりました、何度か訪れている朝日連峰も大朝日岳は四年振りです。古寺鉱泉の裏手からジグザグの道を尾根まで乗り上げると、快適なブナやヒメコマツの原生林の尾根歩きとなります。展望の無い尾根歩きがしばらく続き、ゆるやかな坂も徐々に急登に、汗が噴き出します、ついにブナ林が開け朝日連峰の全貌が姿を現わしました、シャッター
チャンス!!古寺山山頂です。小朝日岳から先は長々としたアップダウンの稜線が続きます、大朝日小屋が見えて来ると山頂はもう直ぐです。登山者で賑う山頂では、ガスの無い南から西にかけ大パノラマが広がりました、数名の登山者と言葉を交わしながら下山は往時を辿りました。天候に恵まれ沢山の花々に出逢え大感激と大満足な山歩きとなりました。 (注:今の時期小朝日岳の迂回路は通れません)
この日出逢った花々:イワガラミ・ヤブデマリ・サワハコベ・ツリバナ・オオバキスミレ・ミヤマカラマツ・オオヤマオダマキ・オオナルコユリ・タニギキョウ・ヤグルマソウ・フタリシズカ・シロバナクモマニガナ・ガクウラジロヨウラク・マイズルソウ・チゴユリ・ユキザサ・エンレイソウ・ツルシキミ・タケシマラン・ツクバネソウ・リュウキンカ・ズダヤクシュ・サンカヨウ・ノウゴウイチゴ・ガマズミ・ミヤマツボスミレ・アオダモ・ムシカリ(オオカメノキ)・ミネカエデ・ウワミズザクラ・ムラサキヤシオ・ショウジョウバカマ・ミヤマカタバミ・ツマトリソウ・ミツバオウレン・ツバメオモト・イワナシ・カタクリ・シラネアオイ・サラサドウダン・ヒメサユリ(オトメユリ)・ミヤマキンバイ・ハクサンチドリ・ウラジロナナカマド・ツクバネウツギ・アカモノ(イワハゼ)・オノエラン・タニウツギ・コケモモ・オオバスノキ・イワカガミ・ツガザクラ・ゴゼンタチバナ・マルバシモツケ・ネバリノギラン・ヒナウスユキソウ・チングルマ・ハクサンハタザオ・タカネナナカマド・アオノツガザクラ・コメバツガザクラ・コバイケイソウ・ヤマツツジ・ギンリョウソウ・タムシバ・コタヌキラン
帰り道(片道126㎞)
古寺登山口駐車場(16:00)→古寺林道→真室川小国大規模林道→県道289→県道9→県道113→国道287→県道18→紅ばなの丘広域農道→県道49→上反田平田線→県道18→山形中央IC 東北中央自動車道→山形JCT 山形自動車道→村田JCT 東北自動車道→村田IC→県道14→国道4→自宅着(18:35) 時間には途中休憩1回を含む
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