
日 時 :2016年6月22日(水曜日) 曇り のち晴れ
場 所 :鬼ヶ面山(1465.1M)おにがつらやま 新潟県魚沼市うおぬまし大栃山おおとちやま
パーティ :単独行
鬼ヶ面山:浅草岳あさくさだけから南へと続く県境尾根上に北岳、鬼ヶ面山、南岳が連なる。豪雪地帯特有の非対称山稜で、東面は壮絶な岩壁になっている。
コースとタイム(山行形態:登山口からのピストン)
浅草岳登山口(7:20)→ マイクロ中継局(8:15) → 南岳 1354M(9:15)→ 鬼ヶ面山(9:50)→ 北岳 1472M(10:10~10:25)→ 鬼ヶ面山(10:45~11:00 ランチタイム
)→ 南岳(11:30)→ マイクロ中継局(12:00)→ 浅草岳登山口(12:45)
当日の鬼ヶ面山案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 5:28 活動距離:10.46㌔ 高低差:741㍍
新潟県側六十里越ろくじゅうりごえトンネル前の駐車場入口
登山ポストカードが設置された浅草岳登山口
送電線巡視路でも有る広々とした登山道
驚くほど多くのユキツバキが自生する斜面が続く
送電線設置の広く明るい斜面
見事なブナの原生林
主稜線上に建つマイクロ中継局
中継局前から望む鬼ヶ面山へと続く稜線(鬼ヶ面山は稜線奥で見えない)
歩き易い平坦な登山道
緩やかな上り坂へと変わる
南岳山頂手前の急な登り
360度の展望が広がる南岳山頂(ガスに覆われる北東方面)
東斜面が切れ落ちた痩せ尾根
花が見頃を迎えたヒメサユリロード
アップダウンの尾根歩きが続く
花
の多さに驚きの尾根歩き
三角点標石と山名柱の建つ鬼ヶ面山山頂
鬼ヶ面山から先は蕾が目立つヒメサユリ
折り返し地点の北岳(右手)
目の前にせまる登山者の少ない北岳山頂(登山道から外れる)
山頂から望む浅草岳あさくさだけ1585.5㍍
東側岩壁方面のヒメサユリの花々(鬼ヶ面山への戻り)
鬼ヶ面山から望む田子倉湖たごくらこ
南岳へと続く絶壁の稜線
◆ この日お目当てのヒメサユリ ◆
ヒメサユリ(姫早百合・姫小百合):ユリ科ユリ属、別名をオトメユリ(乙女百合)。自生している地域では、ヒメサユリの名で呼ばれている。日本特産で、宮城県南部と新潟県、福島県、山形県が県境を接する飯豊連峰、吾妻山、守門岳、朝日連峰、周辺にしか自生していない。
◆ 当日出逢ったヒメサユリ以外の花 ◆ 拡大はクリックしてネ!
ツルアリドウシ・コバギボウシ・コナスビ・ハナニガナ
ヤマグルマ・アカモノ・ツマトリソウ・ミヤマキスミレ
ミツバオウレン・タニウツギ・コケイラン・スノキ
オニアザミ・コメツツジ・ゴゼンタチバナ・イワカガミ
チゴユリ・ギンリョウソウ・ホウチャクソウ・ヤマトユキザサ
ナナカマド・ツルアジサイ・タチシオデ・ミヤマハコベ
マイズルソウ・ツクバネソウ・クロズル・タチカメバソウ
当日の様子
今の時期にヒメサユリの咲く展望抜群の稜線歩きを楽しみに、登山口の六十里越峠へとやって来ました。既に二台の車が停められた登山口を後に、ユキツバキが目に付く登山道を登って行きます。やがてブナの原生林を抜け、明るく広々としたマイクロ中継局に到着。ここからは、車が通れるくらいの広い平坦な道が続きます。ササの多い雑木林も、緩やかな登りから急な登りへ、やがて明るい尾根上で展望が開けると、もうそこは南岳山頂。南岳の先に、オーォ!有った!、奇麗なヒメサユリが咲いているでは有りませんか。南岳から先は、西側が切れ落ちた痩せ尾根のアップダウンへと変わります。ここからはヒメサユリの花に、シャッターの押しまくりは続きます。よいよ山頂への急登に変わると間もなく、三角点標石の建つ鬼ヶ面山山頂へと到着。先客のいるそれほど広くない山頂を後に、小さなアップダウンの稜線を進み、北岳分岐前へと到着です。登山道を外れ、ほとんど登山者の来ない山頂でコーヒータイム、360度の展望に至福のひと時です。下山は暑くなった気温の中、展望の開けた稜線の往時を辿りました。ヒメサユリの大群落に感激の一日でした。
過去の記録:浅草岳2015
来た道(片道:218㎞ )
自宅出発(3:10)→国道4→国見IC 東北自動車道→福島西IC→国道115→県道7→県道64→磐梯河東IC 磐越自動車道→会津坂下IC→国道252→浅草岳六十里登山口駐車場(7:00) 時間には休憩1回と朝食にコンビニ買い出し含む
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます