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酒を飲むなら、いい酒を飲みたいものです。

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まこもネットワーク0916

2022-09-15 14:35:17 | 日記

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お酒のお供Y・・・176<終わり>

2015-07-08 14:35:26 | 日記
 

   ほんとは芸能だけだ。


                 The world that only an entertainment knows。



  live on only an entertainment, and do it。



                           Only an entertainment has the truth。






       Because it is not true, as for me, I do not have a meaning。

                       It is meaningless for me to be here.

お酒のお供Y・・・175

2015-07-04 14:31:47 | 日記
 

心眼



横浜から帰ってきた流しアンマの梅喜。

元気がないので女房の竹が心配してわけを聞くと、

まるっきり稼ぎがないため実の弟の金公にまで

馬鹿にされたとくやし泣きを始めた。

 もし目が見えれば稼ぎもあがる、そこで薬師様へ

一所懸命お参りして、せめて片方の目でも御利益で

治してもらおうと、信心のつもりで横浜から歩いて

帰ったというのだ。

 話を聞いた竹は、あたしも明日から自分の寿命を

縮めても一所懸命、信心するからと梅喜をはげまし、

今夜は早く休むようすすめた。竹に床をとってもらい、

梅喜はトロトロっとした。

 さて、翌朝から薬師様へ二十一日の日参。いよいよ

満願の日、最後のお参りをすませた梅喜にうしろから

上総屋の主人が声をかけた。振り返ると梅喜の目があいている。

「お前、目があいたね」

 言われてはじめて梅喜は自分の目があいているのに

気づいた。上総屋の顔をしげしげと見つめ、

「そんな顔でしたか」

 妙な感心の仕方だ。連れだって歩きだすが、梅喜は

見るものすべてが珍しい。

 そのうち着飾った芸者とすれ違い、うちのお竹と

比べるとどうだと上総屋に尋ねた。じつは女房の竹は

鑑賞には向かないタイプ。上総屋が言いにくそうに話すと、

梅喜はすっかりしょげて、

「そうとも知らずにみっとものうござんす」

上総屋は、顔を別にすればお竹さんは気だてのやさしい

貞女の鏡みたいな女、馬鹿なことを言うなと梅喜をたしなめた。

 一方、本人は知らないが梅喜は役者顔負けの男前。芸者の

小春が岡惚れしているという話をしながら浅草の仲見世へ。

観音様にお参りしているうちに、いつの間にか上総屋がいなくなり、

かわりに女が声をかけてきた。

「あたしが小春だよ」

「あなたが。なるほどいい女だ」

 目があいたお祝いにご馳走しようという小春に連れられて待合いへ。

ところが上総屋から話を聞いて浅草へきたお竹が、待合いへ入っていく

二人を見てしまった。

 庭の植えこみから、お竹がじっと様子をうかがっている。梅喜と小春は

そうとも知らずに、差し向かいで一杯。あやしい雰囲気になってきた

ところへ、お竹が、

「ちょいと梅喜さん」

「お竹か。勘弁してくれ。お竹、お竹っ」

 そこで目が覚めた。

「夢だったか。お竹、俺は信心はやめだ」

「どうして」

「今の俺は、寝てるうちだけよく見える」



                  立川志の輔  古典落語100席引用


もし自分が目が見えないって思うとこんなに不便なことは

ないな~とおもうでしょうな。生まれた時から目が見えない場合

どういう教育がなされるのでしょうかな?



お酒のお供Y・・・174

2015-06-20 14:59:37 | 日記


風呂敷



兄貴分として世話好きで通っている男のところへ、近所の女房が駆けこんできた。

「大変なことになってしまって」

 寄り合いで亭主が遅くなるというので、湯へいってのんびり茶を飲んでいると、

近くの新さんがやってきた。お茶でもと家へあげ、話をしていたら、遅くなるはずの

亭主が酔っ払って帰ってきてしまった。

「うちの亭主はものすごい焼き餅だから」

 とにかく新さんをあわてて押入れに隠したのだという。

 すぐに寝ると思ったが、今日にかぎって酔っているくせに、

亭主はなかなか寝ない。寝ないばかりか新さんを隠した押入れの前に、

どっかと座ってしまった。そこで、なんとかうまくごまかしてもらえないか

というのが女房の頼みだ。

「しょうがねえな」

 話を聞いた兄貴分は、ひとしきりその女房にちょっとピントのずれた

説教をしたあと、頼みを聞き入れ、女房を先に帰らせて自分は大きな

風呂敷を持って出かけた。

 家をのぞくと、亭主がプンプンしながらあぐらをかいている。

「どうしたい」

 亭主は、せっかく早く帰ってきたのに、女房のやつがうれしそうな顔もせず、

やたら寝かせようとばかりする。どういう了見だと文句たらたら。ひとくさり

不平を言ってから、ようやく兄貴分の用件を尋ねた。

「今時分、何か用かい」

 そこで兄貴分は、近所のごたごたを治めてきたついでにちょっと寄ったんだと

話しだした。女房が間男を引きいれているところへ、その家の亭主が帰ってきた、

それで俺が頼まれてさ。自分のことだとは知らず、亭主は思わず身を乗りだして

聞きいる。

「兄貴はどうやってかたをつけたんで」

 兄貴分は用意した風呂敷を取りだし、亭主の頭からかぶせた。

「この風呂敷を持ってよ。その野郎にこういうふうに」

 前が見えないように風呂敷を押さえ、

「見えねえだろう。で、押入れをあけたんだ」

 亭主は風呂敷の中でうんうんとうなずいている。女房がそっと押入れをあけ、

新さんを外へ出す。

「忘れもんすんなよ。ゲタも間違えちゃいけないよってね」

 新さんが表へ出たのを確かめてから、風呂敷をとり、

「で、パッと風呂敷をね」

 亭主はすっかり感心し、「そうかあ。そりゃうまいくふうだ」



                   立川志の輔   古典落語100席引用

昔の人でも浮気という風習はあったのか?なぁ。

おとめごころとなんとやら、女の心は猫の目、測り難きは人心、

分からぬは夏の日和と人心のごく、何時代からある語句なのやら。



飲めば無くなる焼酎、そら・あかね

お酒のお供Y・・・173

2015-06-17 14:23:53 | 日記

権助提灯



大店の旦那が別宅へ妾を囲った。普通なら本妻が嫌味の一つも

言いはじめ、夫婦仲が悪くなるものだが、焼き餅が大嫌いという

女房だから、いっこうに気にかけない。

 また妾のほうも話しのわかった女で、事あるごとに本妻を立て、

わがままを言わない。じつに円満に暮らしている。

 暮れもおしつまったある晩のこと。遅くまで帳簿をつけていた旦那が、

仕事を終えて寝ようとすると、女房が、今夜は風がとても強くて火事が

あるかもしれない。もし火事になっても、この家には若い者がたくさんいるから

心配ない。しかし、別宅は妾と女中の女二人きり、不安に思っているだろうから

今からいって泊まってやれと言う。さすがの旦那もこの女房の太っ腹にはすっかり感服し、

「わかった。お前がそれほど言うのなら」

と、出かけようとするが、夜更けなので誰かに提灯を持たせて供にしたい。

あいにく田舎者で気のきかない権助しか起きていなかったので、仕方なく供を命じた。

 提灯の用意をと言うと、権助は高張り提灯かなどと答える。妾の家へいくのに

フォーマルな高張り提灯を出す馬鹿はいない。

 家を出たら出たで、旦那に注意されるまで前を歩こうとしない。叱るとブツブツと

文句を言う。

 ほどなく妾の家に着いた。ところが妾はありがたいが泊まってもらえないと言う。

好意に甘えて旦那を泊めたら、ものを知らない女だと言われ、奥さんに合わせる顔が

ないというのが理由。

 仕方なく家に戻ろうと、また権助に提灯をつけさせる。権助が、女に嫌われただの、

宿なしになりそうだの言うから、旦那はすっかりくさってしまった。

 家に戻ると、女房が困った顔をした。妾の心配りはとても立派、でもこのままでは

しめしがつかない。

「どうぞ今夜は別宅へ」

げんなりした旦那は権助に、

「提灯だ」

「あはは、まだ消していません」

もう一度妾の家。歩き疲れてクタクタ。でも、妾は申し訳なさそうに、

「そうおっしゃられると、かえってお泊めしにくくなりました」

旦那は半ベソをかいて、

「権助、提灯を」

「いや、もういらねえ」

「どうしてだ」

「夜が明けました」


                      立川志の輔   古典落語100席引用


旦那はその後どうなったのでしょうかな。

俺物語!!おもしろいっすねー。やまとーぉ、たけおくーん。

じゃいあんきょうだいのあいじょうみたいだなっとかんがえるとちこっとうけっちゃい

ますた。

たけおとりんこ、たいかくさありすぎちゃうかぁ。ふらんすぱんとばたーろーるくらい。。



                  そら召し上がれ