毎日が遺言

お通夜

 組合関係でけっこう付き合いの深い同い年の知り合いのお父さんのお通夜に行ってきた。
 この知り合いの彼は、妻の高校の2年先輩でもあって、妻が高校生の時に知っていた人だった関係もありーの、自主夜間中学のスタッフを始めからずっと一緒にやっている関係もありーので、私だけでなく妻も息子もよくしてもらっている人なのだ。
 私と同い年なので、親世代もよく似た年齢。
 お父さんは、なんでも、4~5日前に脳溢血で突然倒れ、そのまま意識が回復せずに帰らぬ人となったそうだ。
 彼も血圧が高そうな顔をしているので、ちょっと心配だなぁと妻と話していた。
 それにしても、倒れて4~5日では、親を失う覚悟ができないうちの葬儀なんだろうなぁと思う。
 家族を送るには覚悟がいる。その覚悟を決めるためには、やっぱり何ヶ月かの時間が必要なのだ。
 うちの父親の場合、ガンの手術、再発、そして余命宣告があり、そのあと1年以上も生き延びてくれたので、それなりの覚悟はできていた(とは言っても、やっぱり喪失感がハンパじゃなかったけど)。でも彼の場合は、いまはまだ混乱しそうになる気持ちを整理しながら必死に葬儀をおこなっているんだろうなと思う。
 ガンバレよ、カッシー。
 そして、お父さんのご冥福をお祈りいたします。合掌。
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