ガニ0008。

2025年から2036年の間の歴史を振り返って、日記を記す作業は昔であれば、PCに向えばひとりでに、またスマホに向えば自動的に記録されましたが、今はあの役者達の出現で新たな情報伝達が可能になり、記す手段も各個人がさまざまな方法を駆使して、行っています。

それに依り私の記す手段も、当時としては普通のこの地上への通信から始まりました。

167日目です。

167日目です。
今日はお昼からです。
帰る事が出来るかどうか分かりませんが、頑張ります。！

今日も無事に終わりました。

今日も無事に終わりました。
明日はお休みですが、明後日は午後からお仕事です。
頑張ります！

ガニ0007。

彼等と同じ環境での生活は、暫くは続くと思われます。別になんら変わる処はありませんが、役者本来の使命は彼等は何時も持ち続けていますが、私達の意思の疎通はそれ程必要でも無く、そのまま放置された状態です。

また彼等が何処かに、移動する時にはそれに随行して行くしかないのです。

全く何を私はしているのか、早く彼等に聞きたいものです。

モリ0127。

確かなのは、あの姿は二足歩行の様に見えました。そして私達が今迄見て来た物からは、人間かそれに類する種もしくはあの奇妙な生き物しか、思い当たりません。

私達家族はこの地上に残された、生き物がどれだけの種類でその数はどれだけあるのか？それだけでも知りたい処ではあります。

今回の様な人影と思える様な物を見てしまうと、さまざまな期待をしてしまう人間としての心理なので、より慎重にならざるを得ないところです。

以前にも増して、警戒しながら周りを探索して行きます。