諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

店舗移転の話

2012年08月01日 08時00分07秒 | つぶやき

現在の蛍の様子


突然の大家さんからのお知らせ、
『ビル全体の改築工事の為に店を移転して欲しい』

ということを告げられ愕然とした。まだ開店して一年足らずの『蛍』だが、丁度一年目のその時に引越しを余儀なくされるとは・・・・
最近は少し手狭になってきた感はあったが、もう少し広い場所に移れという思し召しなのか・・・・。

今入っているビルは飲食店は当店だけ、それに合わせて当店の契約時期に合わせて工事にとりかかかることにしたのだろう。
いずれにしても突然のことなので戸惑ったが、大家さんはその代替や保障内容のオファーも用意していた。

ここフィリピンの不動産賃貸契約は一年から二年の短期契約にしてあるのはそういう出来事も想定してのこともあるのだろう。
この大家さんはまだ良心的な方で、他の例をみると家主側の突然の都合で無保証で退去させられたなんて話はざらなようである。




それにしても全てにおいて何か重みに欠けるフィリピンの契約ごと、その割りに契約書にはかなりの約束事が羅列してある。
賃貸契約にはこのような出来事が付き物であるフィリピンの事情、業務保障を巡っての争いごとも出来るのであろうが、
それをやったからといって何年もかかる話であろう。

このフィリピンでの便宜上の契約、元はアメリカのスタイルなのであろうが、現実とのギャップが大きいのもフィリピンの
スタイルなのかもしれない。
ここであがいても仕方が無いので、流れに任せて次の移転先の場所を探し始めた。今の場所から比較的近くて、面積も倍、
駐車場もあり賃貸料も現在の場所より安い。
何事も無くここで決まってくれればいいのだが、何せここはフィリピン、本日仮契約となるのだが、すんなりいってくれることを
願うばかりである。

※引越し先候補地


さて又工事か・・・・・まあ元々店舗を工事するのには慣れているが、どうやってこの空間を店らしく持っていこうか
それも一つの楽しみでもあるが・・・


※店舗内部からの写真