この手の仕事に携わり彼是何年になるだろう。
一つだけ言える事は過去にやってきた店に関しては全て人に任せるというのでは、
自分自身が現場で歯車の一部として働いてきた。
店舗工事はこちらでも沢山の業者もいるし、段取りと工程だけを支持すれば店は出来上がる。
問題はその後の営業を如何にしてクリアーしていくかである。
過去にこのような記事を幾度無く投稿した事があったかも知れないが、
多くの邦人の方が過去にどれだけの店を作り、どれだけの店が無くなっていったことであろう。
資金の調達から店の開店、しかしこれは資金力の問題もあるが、業者を全て入れる形もある。
はたまた店の運営調理までも他人を雇い入れて行うビジネスも成功している方もいるだろう。
しかしそうした形態は雇い入れた人間が退職してしまったら代わりを探さなければならない。
元来資金力の無さもあったのだが、自分で作り、自分自身で営業していく、そこには他人に頼らなくても良い一つの心地よさがある。
ビジネス自体が潤滑に周り利益を多く生み出すに越したことは無いが、いつもそう都合よく行くとは限らない。
夫婦二人でやっていく3ちゃん商売に似た経費のかからない商売というのが私には合っているのだろう。
プロの日本料理人を雇える程の経費が算出出来る訳でもなく、自分でやらざるを得ないというのも本音なのだが。
一部の特定地域ではプロの料理人を雇い入れて立派に利益出している店もあると聞いている。
私の店もどれだけこれから継続できるかは先行きは分からないが、ビレッジ内の近隣には競合する
日本料理店が20店舗を越すほど出来ている。ただこの土地柄からしたら、2軒の老舗を除いたら
お互いに凌ぎを削りあっているといっても過言ではないだろう。
そうした意味でもこれから飲食店だけとは限った訳ではなく、自分で知らない業種に手を出しても
他人便りになるような仕事はなるべく避けた方が賢明と言えるのかもしれない。
自分が歯車の一部になる覚悟が無かったらそこには経費倒れを余儀なくされることが多いのではなかろうか。
私自身マニラの事情もマカティの事情も分からないが、大きく勝負に出て大金をかけてやる商売は
それだけ投資も大きくなり回収も一苦労することであろう。今の形態は私の身の丈にあった商売ということになるのだろう
なるべく長く持つ商売として継続していきたいところが本心である。
私はショウタさんのやり方が正解だと思います。
どんな商売でも投資は付きものですが、フィリピンのお店の経営内容や
営業状態を見ていても、大きく賭に出て立派な店作っても、1年足らずで閉店する
お店を、此処マカティでは良く見ています。
投資金額が多ければ多いほど、投資回収迄なかなかたどり着けないで、
閉店する店も多いですネ。
先日、瀬○○の大○さんとお話しして来ましたが、新店舗の蛍が開店したのは
知って居たそうですが、誰がやっているのか解らなかったそうです。
新店舗の直ぐ裏手に住んでいると言ってましたね。
此処は場所柄か凄く繁盛している様に見えます。
行く時は開店のAM11:30に行く様にしていて、12時には席は何時も満席です。
客層は6割がフィリピン人で、2割が韓国人、1割強が日本人に感じます。
行くのは何時もランチタイムで、夜は高いので行きません。
そう言えば、家の前のTUKIJIもまだ1回も行った事が有りません。
と言うか、行けません。(笑)
将来はタガイタイも視野に入れているご様子ですが、心密かにマカティへの
進出も心密かに願って居ます....(笑)
でも仰る通り、決して無理せずご自分で出来る範囲の投資が
此処フィリピンでは凄く重要と感じて居ます。
そうですか、瀬○○の大○さんは以前ベルダンの店に来ていただいたことがありました。
ところで先日もう一つの方のBFリゾートビレッジ内に新しく出来た日本料理店に行ってきました。
そこは店自体がやはり手作りっぽく、出している料理が200ペソ以下の物ばかり、
味は立派に日本の味でした。やってらっしゃる方はやはり同じ考えなのだと思いますが、
少し気になったのは従業員の数と専門職のコックを雇っていることでした。
まあ採算が取れればそれでよいのでしょうが・・・
フィリピンでの商売は、なかなか難しそうですねぇ。
私の知人は年に何度もフィリピンに行ってまして、日本よりビジネス・チャンスがあると言ってます。ただ、ジャパン・マネーをあてにしているようですので、どうかなと思っています。
なにより問題なのは本人の生活基盤が日本にあり、渡比した時にビジネスの様子をみるようでは、まず成功は有り得ない気がするのですが・・・。
フィリピンに金属加工工場が増えれば、工具の再研磨なども商売になると思いますが、今のレベルでは難しいでしょうね。
マイクロ・メーターどころか、ノギスを見たことも無い人が多いですから、精密加工など考えられませんしね。難しいですね、フィリピンは。
ショウタさんのスタイルが、フィリピンでオオバケしそうな気がします。ハチよりホタルを舞わせたいですね!!!
ショウタさん・きらさん・yuさん今晩は、
未だ夜の帳が居りませんが早めに今晩は、
ショウタさんの営業スタイルは、
一番多いフィリピン人にも気軽に日本食ってを、好いですね、在留邦人、渡比された邦人だけでは、絶対数がすくないですからね、
フィリピン人も日本食は憧れなんですね、ただ使えるお金が限られておりますからね、
私ももっと通いたいのですが、年に数回しか行けないので、心苦しく思っているのです。(涙)
此れからも万人が通える店造りを御願い申し上げます。
只今店から戻しました。
>なにより問題なのは本人の生活基盤が日本にあり、渡比した時にビジネスの様子をみるようでは、まず成功は有り得ない気がするのですが・・・。
生活基盤が日本にある人は日本にいながらコントロールしようとするのでしょうが、
やはり目の前で起こっていない出来事に関しては、対処できませんからね・・。
>マイクロ・メーターどころか、ノギスを見たことも無い人が多いですから、精密加工など考えられませんしね。難しいですね、フィリピンは。
ノギスやマイクロメーターも業種によっては使う人もいるでしょうが、
まあ用のない人の方が多いでしょうが・・・
数年前までは私も同じように自分で現場に出ない方がいいと思っていましたが
今は全く考えが逆になりました。
>渡比された邦人だけでは、絶対数がすくないですからね、
そうなんですよね、絶対にフィリピン人客対象の方が客数はいると思います。
>年に数回しか行けないので、心苦しく思っているのです。(涙)
いやいや来ていただけるだけで感謝です。逆に私の方がそちら方面に行く回数が増えるかも・・・。
ブログの更新に気が付きませんでした、失礼しました。
商売の成功の秘訣は難しい問題ですね。サラリーマン時代、勤めていた会社の社長から常に言われていた言葉ですが、「商売というものは、牛のヨウダレのごとく、続かなければ意味がない。」と言う言葉でした。「続けられる。」ということは、身の丈に応じた商売をすることでしょう。ましてや、人任せ等、話になりません。ショウタさんの商売に取り組む姿勢や形態には、いつも敬服しております。今のままで邁進してください。影から応援しています。
>「商売というものは、牛のヨウダレのごとく、続かなければ意味がない。」
なるほど、牛のよだれとはいい例えですね。
今のご時世ですが昔から比べたら日本レストランだけとは限らず
多国籍の料理屋がフィリピンでも例にもれず増えています。
そういう競争の激しい中で生き残っていくのは大変ですね。
多国籍のお店でもそれは同じことで、経営者自ら店におり
再配している店は長く持っている気がしますが・・・・。