てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

げんじものがたりを読むー夕顔

2018-03-16 | 
気になったのでもどって夕顔を読んだ

夕顔の死因は物の怪の祟りとはおかしい

ちょいといい女がいるので調べさせたら友人の愛人だった。

ナンパが成功して一晩泊った後で知人の別邸に連れ込んだ夜中に物の怪がついて死んだことになってるがここが違うと思うのだ。

この別邸ではドラッグと酒などを提供する会員制の怪しい秘密のクラブだったのではないか。

中国からいろいろたくさん入ってきた中の不老長寿の仙薬や秘法などと共にひそかに紛れ込ませたものがあったのではないか。

さて夕顔が急死して困ったのは源氏だ、家臣に命じてひそかに処分させ、家族には知らせなかった。

夕顔は近親者に弔われることなく逝った、かわいそうです

権力をもてあそんでいるとしか思えない

夕顔や葵上が物の怪にたたられて死んでいく様子だけを想像するとホラー映画のようだ

物の怪になった六条の御息所の喰い殺さんばかりの恐ろしい姿、女は苦悶に髪振り乱し脂汗のつぶつぶが消え入りそうなろうそくの明かりを吸い取って光が跳ねる悶える

紫式部の意図は何?

げんじものがたりを読むー賢木

2018-03-16 | 
父桐壺の院が崩御し七七の法事も終わらせた次に源氏が関心を向けたのは義母の藤壺だ

父が亡くなって間もなく再び義母と関係を持とうとする強い執着心に藤壺は嫌っていることをまだ気が付かずに恥ずかしがっているのだろうぐらいにしか思っていない

源氏がよこした歌に嘆きながら返した歌にあなたの心はいい加減なんですよ知りなさいにショックを受けて寝込んでしまったというが、本当か

そのように見せかけて同情させチャンスが来るのを待っているように見える

そして藤壺は出家をしてしまう

本当に嫌っていたんだと気づくのが遅いんだな

しかし、その間に政権が変わり朱雀帝が就任するがまだ若いので母親の弘徽殿の太后が実権を握ることになる

女に気をとられているから女でしくじった源氏は左遷させられることになるのだ

政治には関心がないが性事には無関心でいられないという生まれついての性癖だからとは周りの女房達のうわさである

わからないことも多いが、物語は面白くなっていく

テレビを見るより妄想力と想像力が豊かになってボケにくくなると思うんだが


今日は朝から雨、午後やんだので少し歩いた


雨あがる 山のふもとの 農道は スギ花粉舞い 風やむを待つ

つらいのは 晴天なのに 引きこもる 鼻水洪水 もの語り読む 

げんじものがたりを読むー賢木

2018-03-16 | 
六条の御息所という人は独占欲が強く嫉妬心も強い人だが源氏にはとても弱い

世間体をはばかって京から伊勢へ行くことを決めたが源氏が会いに来ると嫌がるそぶり

を見せながらも招き入れ歌のやり取りを翌朝までしたのだから互いに別れたくなかった

のだろう

ここで源氏が行くなと止めたら行かなかったろうが

しかし源氏は行かせたことをもったいないことをしたな~と思っている

この女のナニがそんなにいいのか

御息所の生霊に取り殺されたのは先に夕顔が、今度は正妻の葵も取り殺されたのに

おとことおんなのあいだには~~~ わからない

さて今夜は玄米おかゆで健康ダイエットです