てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

源氏物語ー蓬生

2018-08-28 | 
あれから10年目の再会。源氏が京にいる間は生活の援助を受けていた。
須磨、明石にいるときはそれが無くなり元の貧しい生活に戻ってしまった。貧しい生活から
援助を受けて人並みの生活に慣れたらもとの貧しい生活に戻ったのが苦しかった。
もとの貧しさに慣れてるほうがましだったとは仕えてる老女の言。耐えれられないものは伝手
を頼り離れるものが多かった。再会後、再び援助されるや復職するものが増えてきた。
盗賊でさえ避けて通ったところが今度は家邸全般に手が入り家職のものが増えた。
その2年後に二条の東院に住むことになった。結果だけ見ると平安のシンデレラ姫みたいだ。
源氏の世話を受けて幸せに過ごしたとさ、めでたしめでたし。
 源氏が肩入れする理由は何だ。源氏と同い年と仮定してももう若くはない30歳前後の鼻
の先が赤く垂れている胴長で骨ばって不器量で返歌にも手間取る魅力のなさ。

色好み あはれ見守る 人の好さ 仏に帰依し 功徳と布施と


羽織ほどいて布草履作りの段取り

2018-08-28 | 布ぞうり
秋雨前線の影響か朝から曇り時々雨がふり気温が下がって過ごしやすい
一着目の羽織をほどき終わったところ
なかなか手の込んだ縫い方がしてあった、普通半幅の中に芯が入っていたりするがこれは全幅使っていて縫い方も少し違っていた。これを参考にする腕は無いが和裁の奥深さを感じられる一着だった。裏と表と正絹。
仕立て代と生地代で幾らしたんでしょうか。ぞうりにするのはもったいないなと思いながらほどいていた。
明日は2着目をほどく 切るのはそのあとで