てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

源氏物語ー若紫(上)

2019-07-27 | 
マラソンでいえば折り返し点を過ぎたあたり。いつになったら読了するかわかったものではない。
朱雀院の女三宮はどんな宮か
 小さくきゃさ、着物の中にすっぽり入っている
 未熟で幼稚、思ったことをすぐ口にする
 おっとりして筆跡が幼稚だ
夜、三日間通うことで結婚が成立したが暗いから様子がわからなかった
五日目に昼行ってみたたところ源氏はようやく気が付いた、これではとても見捨てることなどできない(畏れ多いことだ)、15歳とは思えない心身の成長の遅れを感じさせられた。
 朱雀院が女三宮にだけ早く後ろ身を付けようとする理由がわかった。病弱であり出家を望んでいるから自分がいなくなった後のことを大変心配するわけだ。高貴な家の娘でも悪い男にだまされたり不届きな侍女の手引きでそそのかされて辱めを受けるというようなことが起きないようにしっかりとした後ろ見になるような婿を選びたかった。こんなふうな親の心配は当たってしまうものなのか。
 源氏にしても姿を見てびっくりしたのは末摘花に続いて2回目か。似たようなことは起きるものなんだ。世間が見れば申し分ない結婚に思うが見ると聞くとは大違い。
熱が冷めた感じがする。しかし、朱雀院が出家すると今までついていた尚侍や女房
などの身の振り方が気になってくるのは治らない好き心のせいか。もう40歳なのに。

台風が心配だが、今日も暑い、1000年前の都も暑かったのだろう。



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