てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

こんこんぞうりをばあさんと作る

2018-06-15 | 布ぞうり
今日はあいにくの雨模様。少し寒い感じがするなか97歳のばあさんが来た。
いつ死ぬかわかんないから早く教えてと頼まれて返しができない始末だ。
13時に始まり17過ぎに終わった。聞けば体の調子が悪いところもあるようでなかでも膝の調子がよくないと言ってた。しかし、新しいことを学ぼうとする意欲には敬服する。
手さばき指さばきがしっかりしていて話すことも的確なので説明するのが簡単に済んだ。
紐の数が多いから見間違い勘違いはあるけれども致命的なミスにはならないで編むことができた。初めて編んだにしては上出来だと思う。半日で片足と少しが編めたのだから自分の時と比べたら大変素晴らしいと思う。続けたいのだが明日は娘が来るから出来なくて残念なような話しぶりだった。その意欲はどこから来るのか今度聞いてみたいと思った。

編み紐は3足分作ったので作るのに手間取ったと言ってた。特に紐を裏返すのが大変時間がかかったと言ってた。洋裁の経験があっても3足分は年齢的に本当にご苦労さんだと思う。
それをする気力体力に驚くばかりだ。
3時のお茶が長引いたので途中で切り上げてこんこん草履作りに取り掛かった。
97歳が完成させた片足の写真は撮り忘れたが説明しながらいっしょに作った片足が下。

97歳がこんなに元気でいられるということが大変不思議であり驚きであった。
本当にいつになったら死ぬんだろうかと思うほどだ。たぶん100歳は超える!と思う。
きっとそうだ!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿