出口の見えないうつ病との闘い

うつ病と闘って約5年、闘病生活を綴ります

若者の尊い命

2020-05-24 17:26:37 | 日記
https://mainichi.jp/articles/20190716/k00/00m/040/245000c

私の歳は36歳。

もう中年。

10代~30代の死因第1位が『自殺』。

この現実をどう受け止めたら良いのか。

希死念慮が生じてリストカットなどの自殺企図に、そしてとぅとう本当の自殺になったのだと思います。

自殺でなくなった方々の思いを馳せると、胸が締め付けられるのです。

まだまだ未来ある若者の命を奪うのが、自らの手によって、、、。

あまりにも酷すぎる現実ではないですか??

私が思うに、とにもかくにも、自殺対策の第一歩は様子が変だと思ったときの早期発見、これに尽きると思います。

うつ病は『心の風邪』だなんて、そんなに甘いもんじゃない。

例えるなら『心の癌』。

体の癌でも早期発見が大切なように、心の癌であるうつ病に必要なのも早期発見だと考えます。

本人は異変に気付いていても隠そうとする、また「自分に限ってうつ病なんかになったりしない」そう信じこみがちである。

自分で自分の心に耳を傾ける、これもとても大切です。しかし、頭の中が、例えば仕事や失恋、受験の失敗などでなにも考えられないときが往々にしてあります。

やはり寄り添う人が必要なのだと思います。

死にたい、という思いを傾聴し、そして「大丈夫、休もう」と声をかけてあげる優しさ。これが一番の特効薬のような気がしてなりません。

若者の尊い命を自らの手で断ち切らないで済むように、温かく見守り、そして寄り添うことが出来る人が少しでも増えますように。